ヴァイオリニストは恋を奏でる
書籍紹介
ヴァイオリンよりもずっといい音色を出す身体だ
楽器店に勤める多紀は、店が主催するクラシックコンサートの特別ゲストで超一流ヴァイオリニストの黒崎に、身の回りの世話をするようご指名されてしまった。実は黒崎とは過去一度だけ面識があり、多紀がクラシック嫌いになった元凶だ。当時高校生だった多紀に、黒崎は変態行為を仕掛けるとんでもない男なのだ。上司命令もあり逆らえない多紀は、仕事と割りきろうとするが、黒崎に性欲処理の相手をしろと言われ、人生最大の危機!
立ち読み
ぷくりとしこってくる乳首を抓まれて、多紀の背が跳ねる。喉から突き上がってきそうになった甘い声を懸命に飲みこむと、黒崎はほくそ笑んだ。
「そんなことしても無駄だ。ほしくて仕方ないんだろ」
「そんな……んぅ、あぁっ」
肉食獣が獲物を仕留めるように首に噛みつかれる。
「黒さぁ、あぅ、ン…っ」
首筋に与えられる痛みと快感に下半身が疼き出した。黒崎が離れると、すぐさま多紀はそれを紛らわすように首を振った。
「…噛まれて感じるなんて、いやらしいな」
ニヤリと笑った黒崎は顔を落として、しこりの硬さを愉しむように多紀の乳首にも歯を立ててくる。
「んア、や…だぁ…っ」
感じていることを隠しても無駄だと示すように昂っている性器を探られて、多紀は泣き出す寸前のように顔を歪めた。
「だ、誰がそんなふうにしたんだよっ」
「オレだな」
しれっと答える黒崎は身を屈めてきてズイと顔を寄せてきた。鼻が触れてしまうほど迫られて多紀は息を飲む。
「オレが感じるように躾てやったんだ。責任は取ってやらないとな」
「そんなことしても無駄だ。ほしくて仕方ないんだろ」
「そんな……んぅ、あぁっ」
肉食獣が獲物を仕留めるように首に噛みつかれる。
「黒さぁ、あぅ、ン…っ」
首筋に与えられる痛みと快感に下半身が疼き出した。黒崎が離れると、すぐさま多紀はそれを紛らわすように首を振った。
「…噛まれて感じるなんて、いやらしいな」
ニヤリと笑った黒崎は顔を落として、しこりの硬さを愉しむように多紀の乳首にも歯を立ててくる。
「んア、や…だぁ…っ」
感じていることを隠しても無駄だと示すように昂っている性器を探られて、多紀は泣き出す寸前のように顔を歪めた。
「だ、誰がそんなふうにしたんだよっ」
「オレだな」
しれっと答える黒崎は身を屈めてきてズイと顔を寄せてきた。鼻が触れてしまうほど迫られて多紀は息を飲む。
「オレが感じるように躾てやったんだ。責任は取ってやらないとな」
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