恋は拳でわからせろ!
書籍紹介
先制攻撃は、愛(?)の跳び蹴り
全寮制男子校へ転入した響は、見た目は可愛いが性格はかなりのオトコ前。自分のことを「可愛い」と女扱いする男たちを喧嘩で黙らせてきたのだが、同室の一也にはそれが通じない!?
立ち読み
「はい。響、よろしくね」
「こちらこそ」
ほのぼのとした雰囲気が流れたと思った瞬間、全員の体がビクリと揺れた。いきなりの大音響に驚いたのだ。視線をそちらに向けると、机の上に足を乗っけた一也がいた。どうやらその音は、一也が足を乗せたときに響いた音のようだった。
緊張した雰囲気が教室中に溢れていく。その中で響だけが一也をにらみつけていた。先ほどあったことをすぐに忘れるほど響も馬鹿ではない。
「よう、チビ」
一也が緊張を破った。
「チビって言うな!」
その言葉に過剰に反応する響。
「チビじゃなかったら可愛い子ちゃんか? その可愛い顔してもうそこの委員長をたぶらかしてるのか」
「ふざけるなっ!」
「こちらこそ」
ほのぼのとした雰囲気が流れたと思った瞬間、全員の体がビクリと揺れた。いきなりの大音響に驚いたのだ。視線をそちらに向けると、机の上に足を乗っけた一也がいた。どうやらその音は、一也が足を乗せたときに響いた音のようだった。
緊張した雰囲気が教室中に溢れていく。その中で響だけが一也をにらみつけていた。先ほどあったことをすぐに忘れるほど響も馬鹿ではない。
「よう、チビ」
一也が緊張を破った。
「チビって言うな!」
その言葉に過剰に反応する響。
「チビじゃなかったら可愛い子ちゃんか? その可愛い顔してもうそこの委員長をたぶらかしてるのか」
「ふざけるなっ!」
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