天使の告白
ボクがボクであるために
書籍紹介
璃季といると、ボクはボクでいられる
天涯孤独な璃季は、気ままなひとり暮らし。ある深夜の公園で、バイト先からもらったコロッケの匂いを嗅いでご機嫌だった璃季に突然、空から真っ黒な天使が降ってきて!?
立ち読み
「綾瀬が必要としてることって、これかよ…」
「そう、だか、ら…」
キスを迫る綾瀬の頬を、造形が変わるほどに押し返す。
「外ではやるな!」
「どうして?」
「ど…」
綾瀬には常識が通用しない。
自分自身が常識なんだから。
オレはキスなんて慣れないこと、本当は家の中でも困るのに。
それに、最近気になるのは──。
「早く行けよ! 仕事詰まってるって言ってただろーが、この失踪男!」
「そう、だか、ら…」
キスを迫る綾瀬の頬を、造形が変わるほどに押し返す。
「外ではやるな!」
「どうして?」
「ど…」
綾瀬には常識が通用しない。
自分自身が常識なんだから。
オレはキスなんて慣れないこと、本当は家の中でも困るのに。
それに、最近気になるのは──。
「早く行けよ! 仕事詰まってるって言ってただろーが、この失踪男!」
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