罪つくりな契約
書籍紹介
時間なんか、かけたくない
利哉は信頼する鷹津川医師に妹の主治医になるよう頼むが断られる。食い下がる利哉に、鷹津川が諦めさせようと利哉の体を交換条件に求めるが、利哉は取引を受け入れてしまい……。
立ち読み
「そんなに妹が大事か。……ったく、異常だな」
「あなたに、何がわかるっ!?」
利哉は弾かれたように跳ね起きた。
そして、精液にまみれた躰を少しも恥じることなく、毅然として鷹津川を糾弾した。
「医者という立場や権威を振りかざすような人間に、何がわかるっ。どうせこうやって、欲しいものはなんでも手に入れてきたんだろう!!」
瞬間、理性が飛んだ。
「…立場や……権威だと?」
ゆっくりと噛み締めるように、鷹津川が言った。
「欲しいものは……なんでも…だと?」
ドンッと力任せに利哉の肩を押すと、その躰は面白いように簡単にベッドに沈んだ。
それを見つめる鷹津川の目に、酷薄な笑みが浮かんだ。
「──だったら、遠慮なく…手に入れさせてもらおうか」
その目に、自制心はかけらも残っていなかった。
「あなたに、何がわかるっ!?」
利哉は弾かれたように跳ね起きた。
そして、精液にまみれた躰を少しも恥じることなく、毅然として鷹津川を糾弾した。
「医者という立場や権威を振りかざすような人間に、何がわかるっ。どうせこうやって、欲しいものはなんでも手に入れてきたんだろう!!」
瞬間、理性が飛んだ。
「…立場や……権威だと?」
ゆっくりと噛み締めるように、鷹津川が言った。
「欲しいものは……なんでも…だと?」
ドンッと力任せに利哉の肩を押すと、その躰は面白いように簡単にベッドに沈んだ。
それを見つめる鷹津川の目に、酷薄な笑みが浮かんだ。
「──だったら、遠慮なく…手に入れさせてもらおうか」
その目に、自制心はかけらも残っていなかった。
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