キチクな男の作り方
書籍紹介
すっげー痛いけど、メチャ気持ちイイ
櫻は年下のイトコ・堤に下克上されてしまった! 堤のことを、大人しくてなんでも言うことを聞く子分だと思っていたのに、いつの間にか櫻よりも男らしく成長していて──。
立ち読み
「やだって……! エッチ! ドスケベ! 一年のクセに上級生になにしやがる! 叫んで人呼ぶぞ! そーしたらてめーの巨大な猫被り、バレるんだぞっ!」
「叫びたいなら、叫べば? 櫻ちゃんが男の僕にイタズラされてるトコロを他人に見られたいって言うならね。……ああ、そーゆープレイが好き? 櫻ちゃんってけっこうスキモノなんだ」
「だ、だれが……!」
くすくす笑う堤を睨んで口を噤めば、いきなりのキスが唇に降ってきた。……な、なにしやがるーっ? 舌入れるな舌を!
「……ほら、両脚広げて。奥が見えるような格好を僕のためにしてよ、櫻ちゃん……」
「や……っ」
堤はオレのズボンをはぎ取ると、下半身むき出しの状態を愉快そうに上から眺めた。
こいつ、こんなに美形なのに……なんでそこらのスケベ親父以上にスケベなんだ?
「やだ……! 触るなって……!」
「ダメだよ、拒否は。ねえ櫻ちゃん、子供の頃はともかく、今はどっちのほうが立場が上か判ってるよね……?」
「叫びたいなら、叫べば? 櫻ちゃんが男の僕にイタズラされてるトコロを他人に見られたいって言うならね。……ああ、そーゆープレイが好き? 櫻ちゃんってけっこうスキモノなんだ」
「だ、だれが……!」
くすくす笑う堤を睨んで口を噤めば、いきなりのキスが唇に降ってきた。……な、なにしやがるーっ? 舌入れるな舌を!
「……ほら、両脚広げて。奥が見えるような格好を僕のためにしてよ、櫻ちゃん……」
「や……っ」
堤はオレのズボンをはぎ取ると、下半身むき出しの状態を愉快そうに上から眺めた。
こいつ、こんなに美形なのに……なんでそこらのスケベ親父以上にスケベなんだ?
「やだ……! 触るなって……!」
「ダメだよ、拒否は。ねえ櫻ちゃん、子供の頃はともかく、今はどっちのほうが立場が上か判ってるよね……?」
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