史上最大の熱烈キッス
書籍紹介
先にイッちゃったほうがお尻を差し出すってどう?
将来を誓っていた稜と再会した鉄太。恋心を確認しあうも、可憐で天使のようだった稜に押し倒されるとは思いもしなかった鉄太は複雑で……!?
立ち読み
「知らない、感じてない! 尻で感じるなんてあるワケないだろ!」
もっとって、そんなに感じたら本当にどうなっちゃうかわかんない。俺はその快感を想像して熱くなる自分の体が嫌で嫌で、稜の言葉を激しく否定した。
「なんで? お尻の中にだって性感帯はあるんだから、感じて当然だと思うけどなぁ」
「そ、そうなのか?」
不思議そうに首を傾げて言う稜に、俺は目をパチクリする。
もしそれが本当だったら、尻を弄られて感じてしまった俺の体が異常でもなんでもないということだ。
なんだ、よかった。実は俺ってすごい淫乱なんじゃないかと思って焦ったよ。
「それに、テッちゃんはもう二回もイッたけど、僕はまだ一回もイッてないんだよ?」
とたんにホッとした表情になった俺に、稜はヒョイッと片方の眉を上げて恨みがましそうな顔をする。
「そ、それはそうだけど…」
そういえば俺ははじめての快感にいっぱいいっぱいになってて、途中から稜にフェラしてやることなんてすっかり忘れてた。
「テッちゃんのココで僕をイかせて…?」
罪悪感で口を噤んだ俺に、稜はスッと股間に指を忍ばせながらそんなふうに言った。
もっとって、そんなに感じたら本当にどうなっちゃうかわかんない。俺はその快感を想像して熱くなる自分の体が嫌で嫌で、稜の言葉を激しく否定した。
「なんで? お尻の中にだって性感帯はあるんだから、感じて当然だと思うけどなぁ」
「そ、そうなのか?」
不思議そうに首を傾げて言う稜に、俺は目をパチクリする。
もしそれが本当だったら、尻を弄られて感じてしまった俺の体が異常でもなんでもないということだ。
なんだ、よかった。実は俺ってすごい淫乱なんじゃないかと思って焦ったよ。
「それに、テッちゃんはもう二回もイッたけど、僕はまだ一回もイッてないんだよ?」
とたんにホッとした表情になった俺に、稜はヒョイッと片方の眉を上げて恨みがましそうな顔をする。
「そ、それはそうだけど…」
そういえば俺ははじめての快感にいっぱいいっぱいになってて、途中から稜にフェラしてやることなんてすっかり忘れてた。
「テッちゃんのココで僕をイかせて…?」
罪悪感で口を噤んだ俺に、稜はスッと股間に指を忍ばせながらそんなふうに言った。
おすすめの関連本・電子書籍
- プラチナ文庫
- 書籍詳細