冷たいアイツの熱いキス
書籍紹介
オレ一生親子どんぶり食べられない…
新居の大家の息子、蓮のカッコよさに一目惚れした由唯は学校でも蓮につきまとう日々。そこに蓮の父親と由唯の兄が絡んで騒動が…。
立ち読み
「それでは続きを」
「えっ!?」
楽しそうにますます体重をかけてくる男に、恐怖すら感じて。
「……たっ…たたっ…助けてぇっ」
オレは蓮に向かって叫んでた。
ドアに手をかけたまま立ち止まった蓮にホッとしたのもつかの間。
「よけいなお世話だけど、そんなの犯ったら犯罪だと思うけど」
はい?
───そんなのって、オレ?
「もっとも、もう変態ぶりは立派に犯罪だけどな」
変態?
蓮の男に対する態度は、恋愛感情なんてこれっぽっちも見られないほど冷たいものだった。どっちかっていうと、さっきふられた女のコに対するのと同じっていうか……。
「まったく口のききかたを知らないヤツだな。そんなんだから彼女の一人もできないんだよ、おまえは」
彼女って…アンタが彼氏じゃないのかよ?
「親父こそ、いいかげんそういう遊びやめて、まともな恋愛したら? もう若くないんだから」
……え? オヤ…ジ───って言った?
「おやっ…親父!?」
オレの上に乗り上がってる男をまじまじと見直してみる。
「えっ!?」
楽しそうにますます体重をかけてくる男に、恐怖すら感じて。
「……たっ…たたっ…助けてぇっ」
オレは蓮に向かって叫んでた。
ドアに手をかけたまま立ち止まった蓮にホッとしたのもつかの間。
「よけいなお世話だけど、そんなの犯ったら犯罪だと思うけど」
はい?
───そんなのって、オレ?
「もっとも、もう変態ぶりは立派に犯罪だけどな」
変態?
蓮の男に対する態度は、恋愛感情なんてこれっぽっちも見られないほど冷たいものだった。どっちかっていうと、さっきふられた女のコに対するのと同じっていうか……。
「まったく口のききかたを知らないヤツだな。そんなんだから彼女の一人もできないんだよ、おまえは」
彼女って…アンタが彼氏じゃないのかよ?
「親父こそ、いいかげんそういう遊びやめて、まともな恋愛したら? もう若くないんだから」
……え? オヤ…ジ───って言った?
「おやっ…親父!?」
オレの上に乗り上がってる男をまじまじと見直してみる。
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