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HELLO!! DOCTOR
Side.B

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本価格:552(税抜)

電子書籍価格:--円(税抜)

  • 本販売日:
    1997/07/25
    ISBN:
    978-4-8296-5110-0
書籍紹介

番外編『陽のあたる場所への前奏曲』を含めた、ハロドク完全版!!

直との同棲が順調かと思われた祐也の前に直の昔の恋人、卓が現れ!? 表題作の他、番外編も収録。
立ち読み
「俺を放り出して帰るなら、これっきりだ」
  目を見開いて直は卓を見た。卓の顔は真剣そのものだった。ベッド脇に突っ立ったまま直は動けなくなった。そんな直に、卓は淡々と言葉を続けた。
「俺を放り出して帰るなら二度と来るな」
「卓……。でも、祐也は熱を出している」
「龍がそばにいる。あいつは病人を放り出すようなことはしない。まかせても大丈夫だ。
  それとも……、龍に面倒みさせたくないのか?」
  初めて見る卓の怖いほどの真剣さだった。直はぎこちなく首を横に振った。
「だったら龍にまかせておけばいい。もちろん、帰ると言うなら止めないが、帰った時が俺たちの最後だ」
「本気か?」
「冗談言っている顔か?  たとえ親が死にそうになっていても、俺は同じ台詞を言う。俺を放り出して行くなら、二度と俺の前に立つな。その程度の覚悟など要らない」
  ピシャリと言いきられて、直は驚愕のあまり茫然としてしまった。
  掴み所がないというのが、直の持っている卓のイメージだった。常に優しげな顔でからかいを含んで笑っていた。直の強引さや我が儘に辛辣な皮肉を返しながらも、最後にはイエスと言う。直は卓と二年一緒に暮らしたが、一度も喧嘩をしたことがなかった。卓が要求も拒絶もしなかったからだ。
  その卓が厳しい態度を見せた。断固とした意思を表明したのだ。
  しばし凍りついたように立ち尽くした直は、やがて表情を緩めて言った。
「電話一本かけてもいいか?  同じマンションに懇意にしている内科医がいる」
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