誘い
書籍紹介
……眠ってるよね、兄さん
親の再婚により弟となった洸貴と同居を始めた有也は、彼への恋心を押し殺すのに必死だった。だがある日、酔った有也は洸貴に介抱され、キスされた。普段は有也を邪険にする洸貴が、正体をなくしたその肌に触れ欲情している──。込み上げる歓喜と背徳の想いに怯えた有也だったが、翌朝、酒に弱く酔うとすぐ寝てしまって記憶がないと、洸貴を誘うような嘘を口にしてしまい……。
立ち読み
自分はなんて罪深い人間なんだろう。
「……っ……っ」
静かに、有也は啜り泣いた。その涙を、洸貴がやさしく吸い取る。
「泣かないで、兄さん。愛してるから……この先もずっと、兄さんだけを愛しているから」
「ぁ……洸貴……や、っ」
洸貴がそっと、動き出す。具合を確かめるように怒張を揺らし、いいと見るや、わずかに引く。少しだけ引いて、やさしく突き上げる。
有也の喉が仰け反った。
「やぁ……っ」
「いやじゃない。兄さんの身体……熱い。感じているんだな。俺に……感じているんだ、兄さん」
「やめろ……動くな……やめ……いやだ、洸貴……っ」
やさしい抽挿は、少しずつ大胆な動きに変わっていく。大きく引き抜かれ、強く抉られて、有也は濡れた喘ぎを洩らしながら、涙する。
抱いているのは弟。有也を犯しているのは、血こそ繋がっていないが、弟だった。
「あ……あ……あ……」
「兄さんの中、熱い……それに、俺を締めつけて……んっ、すごい……」
有也を犯しながら、洸貴が心地よさそうに呻く。時折、有也を味わうように、洸貴は有也の深みで腰を回した。
ひくつく肛壁が、洸貴の怒張に絡みつく。ジンジンと、有也の頭の芯まで快楽を送る。
「ダメ……洸貴、ダメだ……あ、んん」
ゆったりと腰を回していた洸貴が、有也の胸を撫でた。ツンと尖ったままの乳首を、爪で押し潰すようにしてくる。
軽い痛み。それが、信じられない快感に変わっていく。
「ここ……舐められるのが好きだよね、兄さん。こうしたら、もっと気持ちがいい?」
「やっ……あぁっっ」
爪で押し潰された乳首を、洸貴が今度は舌でねっとりと舐めてきた。
頭がおかしくなる。弟に抱かれてこんなふうになるなんて、自分はきっと頭がおかしいに違いない。
「……っ……っ」
静かに、有也は啜り泣いた。その涙を、洸貴がやさしく吸い取る。
「泣かないで、兄さん。愛してるから……この先もずっと、兄さんだけを愛しているから」
「ぁ……洸貴……や、っ」
洸貴がそっと、動き出す。具合を確かめるように怒張を揺らし、いいと見るや、わずかに引く。少しだけ引いて、やさしく突き上げる。
有也の喉が仰け反った。
「やぁ……っ」
「いやじゃない。兄さんの身体……熱い。感じているんだな。俺に……感じているんだ、兄さん」
「やめろ……動くな……やめ……いやだ、洸貴……っ」
やさしい抽挿は、少しずつ大胆な動きに変わっていく。大きく引き抜かれ、強く抉られて、有也は濡れた喘ぎを洩らしながら、涙する。
抱いているのは弟。有也を犯しているのは、血こそ繋がっていないが、弟だった。
「あ……あ……あ……」
「兄さんの中、熱い……それに、俺を締めつけて……んっ、すごい……」
有也を犯しながら、洸貴が心地よさそうに呻く。時折、有也を味わうように、洸貴は有也の深みで腰を回した。
ひくつく肛壁が、洸貴の怒張に絡みつく。ジンジンと、有也の頭の芯まで快楽を送る。
「ダメ……洸貴、ダメだ……あ、んん」
ゆったりと腰を回していた洸貴が、有也の胸を撫でた。ツンと尖ったままの乳首を、爪で押し潰すようにしてくる。
軽い痛み。それが、信じられない快感に変わっていく。
「ここ……舐められるのが好きだよね、兄さん。こうしたら、もっと気持ちがいい?」
「やっ……あぁっっ」
爪で押し潰された乳首を、洸貴が今度は舌でねっとりと舐めてきた。
頭がおかしくなる。弟に抱かれてこんなふうになるなんて、自分はきっと頭がおかしいに違いない。
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