若きフォーブの恋人
書籍紹介
あなたは、品のいい振りをした野獣だ
若き天才修復師の凛は、マッケンジー侯爵家の絵画修復のためイギリスへやってきた。ところが、当主のアンドリューは大の絵画嫌いで傲岸不遜な男。からかって凛を愛人扱いしてくる彼とは衝突ばかりだが、絵画嫌いの理由や心の傷を知るにつれて、凛の心は揺れ動く。そんな折り、屋敷内の絵画が盗品の疑いがあることに気づき、侯爵家の隠された秘密を見つけてしまった凛は…。
立ち読み
「達きたいなら、達きたいと言うがいい。上手に甘えられたら、ここを解放してやるぞ」
「あ……」
凛はきつく目を閉じた。彼の誘惑に抗えない。下半身は既にじんじんと熱く痺れており、早く熱を外に出したくて堪らない。己の体の浅ましさを直に感じ、心が壊れそうだった。
「さあ、言ってみろ、凛」
彼に嵌められたまま、体ごと揺さぶられる。体の芯から沸き起こる快感に、身も心も支配されてしまう。理性ではどうにもならなかった。ただ、達きたいという思いが溢れる。
「お願い……達かせ……て……」
涙が溢れ、もうどうにも熱を鎮めることができなかった。この狂おしい熱を早く外に吐き出したい。
「アンドリューと私のことを呼べ」
「ア……アンンドリュー……」
小さく彼の名前を呟けば、柔らかいキスが唇に落とされる。凛の胸に小さな鳥の羽ばたきのようなくすぐったい感覚が生まれる。まるで恋人同士のようだ。
「アンドリュー……お願い、達かせて……」
「中に出してと懇願してみろ。思う存分出してやろう」
彼が意地悪な注文をしてくる。だが、それさえも今の凛には甘美な誘いにしか聞こえなかった。
「アンドリュー……中に……僕の中に一杯出して……あなたで満たして……」
「……っ、私を煽る天才だな、君は」
凛の下半身を縛めていたアンドリューの指が離れる。
「ああっ……」
「あ……」
凛はきつく目を閉じた。彼の誘惑に抗えない。下半身は既にじんじんと熱く痺れており、早く熱を外に出したくて堪らない。己の体の浅ましさを直に感じ、心が壊れそうだった。
「さあ、言ってみろ、凛」
彼に嵌められたまま、体ごと揺さぶられる。体の芯から沸き起こる快感に、身も心も支配されてしまう。理性ではどうにもならなかった。ただ、達きたいという思いが溢れる。
「お願い……達かせ……て……」
涙が溢れ、もうどうにも熱を鎮めることができなかった。この狂おしい熱を早く外に吐き出したい。
「アンドリューと私のことを呼べ」
「ア……アンンドリュー……」
小さく彼の名前を呟けば、柔らかいキスが唇に落とされる。凛の胸に小さな鳥の羽ばたきのようなくすぐったい感覚が生まれる。まるで恋人同士のようだ。
「アンドリュー……お願い、達かせて……」
「中に出してと懇願してみろ。思う存分出してやろう」
彼が意地悪な注文をしてくる。だが、それさえも今の凛には甘美な誘いにしか聞こえなかった。
「アンドリュー……中に……僕の中に一杯出して……あなたで満たして……」
「……っ、私を煽る天才だな、君は」
凛の下半身を縛めていたアンドリューの指が離れる。
「ああっ……」
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