快楽報酬
書籍紹介
屈辱さえも絶頂となる。おそろしいほどの悦び
研ぎ澄まされた美貌と一流の腕を持つ証券会社ディーラー、秦部直弥は、あるクラブで、圧倒的な存在感を持つ斉木にいきなり肌をまさぐられる! 隠していた熱い被虐の肉欲を暴かれ、フルネームと所属する部署名まで言い当てられてしまう。斉木の意図も分からず、ホテルに引きずり込まれた直弥は、羞恥と苦痛の歓びを叩き込まれていく。なんでこんなにイイのだろう? 愉悦で拘束された体の中では灼熱が悶えくるう!! 愛と支配と慾情が絡み合う二人の運命は─?
立ち読み
「おまえの好きなようにしてみろよ」
髪をかき上げられながらそそのかされ、直弥は立ち上がった。勃起した性器は口に咥えるものではない。尻に咥えてこそ、真の歓びが得られるのだということを、今の直弥は知っていた。
たっぷりと唾液をまぶした性器を離した直弥は、斉木の首筋に右腕を絡げる。そして、左足を上げると、今度は彼の腰へ絡めた。
不自然な体勢が苦しいが、ここからが本番だ。一番欲しいものを、欲しい場所で食らうのだ。
直弥は左腕で斉木の性器を掴むと、自らの貪婪な穴へと導いた。
「……う…っ」
さすがに、体勢が悪い。なかなか咥えられない。
自分でも無茶をしているとわかっていた。だが、今日は無茶をしたかった。性器のことしか考えていない、淫乱に成り果てたかった。
「……面白いことするじゃないか。だが、無茶すぎるぞ。これじゃあ入らない。俺のも、折れちまいそうだ」
直弥の意図を、すぐに斉木は察した。彼は低い声で笑うと、直弥の背を廊下の壁に押しつける。
そしてあらためて、直弥の腰を抱いた。
壁と斉木に挟みこまれるように、直弥の体が浮く。両足が、完全に床から離れ、彼の腰に巻き付いた。
「……っ、う……ぐ………っ」
ひくつく後孔が、勃起した性器の先端に吸い付く。それが中に欲しくてたまらなくなった。肉が蠕動した。
そして、一気に後孔を性器が貫いた。
「ああ……っ!」
直弥は背を壁にすりつけながら、嬌声を上げる。不自然な体勢だからか、いつもよりずっと斉木を感じた。彼の肉を。そして、快感を。
「すげぇな……。深くまでハマっている上に、こんなにぎちぎちに締め付けて……。美味いか、俺のは」
「……ああ……」
直弥は無我夢中で頷いた。そして、せがむように腰を振る。もっと感じたい。貫かれて、無茶苦茶にされたい。
「もっとだ……、もっと寄こせ……っ」
快楽に溺れたい。
……何も、考えたくない。
髪をかき上げられながらそそのかされ、直弥は立ち上がった。勃起した性器は口に咥えるものではない。尻に咥えてこそ、真の歓びが得られるのだということを、今の直弥は知っていた。
たっぷりと唾液をまぶした性器を離した直弥は、斉木の首筋に右腕を絡げる。そして、左足を上げると、今度は彼の腰へ絡めた。
不自然な体勢が苦しいが、ここからが本番だ。一番欲しいものを、欲しい場所で食らうのだ。
直弥は左腕で斉木の性器を掴むと、自らの貪婪な穴へと導いた。
「……う…っ」
さすがに、体勢が悪い。なかなか咥えられない。
自分でも無茶をしているとわかっていた。だが、今日は無茶をしたかった。性器のことしか考えていない、淫乱に成り果てたかった。
「……面白いことするじゃないか。だが、無茶すぎるぞ。これじゃあ入らない。俺のも、折れちまいそうだ」
直弥の意図を、すぐに斉木は察した。彼は低い声で笑うと、直弥の背を廊下の壁に押しつける。
そしてあらためて、直弥の腰を抱いた。
壁と斉木に挟みこまれるように、直弥の体が浮く。両足が、完全に床から離れ、彼の腰に巻き付いた。
「……っ、う……ぐ………っ」
ひくつく後孔が、勃起した性器の先端に吸い付く。それが中に欲しくてたまらなくなった。肉が蠕動した。
そして、一気に後孔を性器が貫いた。
「ああ……っ!」
直弥は背を壁にすりつけながら、嬌声を上げる。不自然な体勢だからか、いつもよりずっと斉木を感じた。彼の肉を。そして、快感を。
「すげぇな……。深くまでハマっている上に、こんなにぎちぎちに締め付けて……。美味いか、俺のは」
「……ああ……」
直弥は無我夢中で頷いた。そして、せがむように腰を振る。もっと感じたい。貫かれて、無茶苦茶にされたい。
「もっとだ……、もっと寄こせ……っ」
快楽に溺れたい。
……何も、考えたくない。
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