とけちゃうくらいに好きだと言って
書籍紹介
キスにとけて剛くなる。かわいいひと。
だって、腕に閉じ込めてクリームみたいにふわあまな体を舐め濡らすと、泣き喘いでもっとって縋りついてくるくせに!高栖涼はクールな美貌の人気俳優。岡崎浩也は年上のキュートな瞳のモデル。一分の隙もないほど愛し合ってるけど、秘密。”浩也だけいればいい”子供な涼は、何か我慢しているオトナな浩也の気持ちが時々掴めず、悔しく悲しい。その上あるきっかけで忙しくなった浩也に、堪らなく不安になる。どこにもいかないでッ…。気持ちが追いつかない涼は、浩也の心を試すように思わず─!?
立ち読み
抵抗なく一気に飲み込まれる。熱い肉に包まれ、低く呻く声に合わせるように涼は浩也の中にずぶずぶと飲み込まれていく。よじれたような複雑な襞に絡め取られて身震いした。
「あ……ん、っ!」
浩也は切り裂く声を上げて身をのけ反らせた。白い背中が反るのが眼下に映る。鎖が触れ合い、ベッドヘッドにぶつかる金属音が浩也の嬌声に混ざり、いやがおうにも涼の興奮をかき立てた。
「あ……あ、っ!」
その音を振り払うように、育ちきった涼の欲望は浩也の体をかき回す。奥に奥にと一気に飲み込まれたのちもさらに深い快楽を目指して繰り返し抉り、最奥までを蹂躙してかき回し、突き上げる。
「は、っ……ぁ、あ!」
「……く、……んっ……」
浩也の最奥がもっととねだって涼を吸い寄せようとするのを振り切って腰を引いた。また、叩きつけるように内部を抉る。
「ん、あ!」
内側の襞は小刻みにうごめき、涼自身の全体を包み込む。浩也自身は切ない声を続けざまに上げた。この凌辱ともいえる行為に翻弄されてはいても体は涼を悦び、涼の熱を深く迎え入れてくれているのがわかる。
「こんなふうにされても、浩也さん……悦んじゃうんですね」
「やぁ、あ……あ、あっ!」
浩也の反応を歓喜する一方で、心はここにないくせに体だけは反応して涼を求める姿に腹を立てた。しかし浩也の裏腹な体と心は、涼をも翻弄する。鎖で彼を繋ぎ彼の体を思いのままにするというこの行為の背徳感に後ろめたさを覚えるのは確かだ。しかし同時に眩暈がするほどの愉悦が湧き上がることに、混乱しながらも溺れていく。
「あ……ん、っ!」
浩也は切り裂く声を上げて身をのけ反らせた。白い背中が反るのが眼下に映る。鎖が触れ合い、ベッドヘッドにぶつかる金属音が浩也の嬌声に混ざり、いやがおうにも涼の興奮をかき立てた。
「あ……あ、っ!」
その音を振り払うように、育ちきった涼の欲望は浩也の体をかき回す。奥に奥にと一気に飲み込まれたのちもさらに深い快楽を目指して繰り返し抉り、最奥までを蹂躙してかき回し、突き上げる。
「は、っ……ぁ、あ!」
「……く、……んっ……」
浩也の最奥がもっととねだって涼を吸い寄せようとするのを振り切って腰を引いた。また、叩きつけるように内部を抉る。
「ん、あ!」
内側の襞は小刻みにうごめき、涼自身の全体を包み込む。浩也自身は切ない声を続けざまに上げた。この凌辱ともいえる行為に翻弄されてはいても体は涼を悦び、涼の熱を深く迎え入れてくれているのがわかる。
「こんなふうにされても、浩也さん……悦んじゃうんですね」
「やぁ、あ……あ、あっ!」
浩也の反応を歓喜する一方で、心はここにないくせに体だけは反応して涼を求める姿に腹を立てた。しかし浩也の裏腹な体と心は、涼をも翻弄する。鎖で彼を繋ぎ彼の体を思いのままにするというこの行為の背徳感に後ろめたさを覚えるのは確かだ。しかし同時に眩暈がするほどの愉悦が湧き上がることに、混乱しながらも溺れていく。
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