灼熱の肌にくちづけて
書籍紹介
キケンな殿下の甘い求愛(プロポーズ)
美貌の医師・美樹は、恋人を亡くした悲しみを胸に、砂漠地帯の医療キャンプで激務に没頭していた。しかし、石油王のカシムに唇を奪われ、熱く貪るようなくちづけに心乱されてしまう。攫われた最高級ホテルで、美樹の敏感な身体は淫らな愛撫に翻弄され──「あんたは俺に抱いてほしいんだ」カシムに惹かれていく自分が怖くて、逃げ出す美樹だったが、オアシスにある白亜の宮殿に甘美な悦楽で繋がれてしまい……? 身体も心も蕩け出す、ゴージャスな求愛
立ち読み
「酔いそうだ……」
立ち込める甘い香りにくらくらしてきた。たっぷりの湯の中に、いったいどれくらいのシャンパンが入っているのかはわからないが、刺激で、こころなしか肌もぴりぴりしているような。
「いいから酔っぱらっちゃえよ。理性が飛んだあんたは、堪らなく色っぽいからな」
「……言うな」
「たとえばほら」
カシムは手にしていたグラスに残っていた最後のシャンパンを、涼介の胸にかけた。
「な、なに……」
ぴりぴりとした刺激が、瞬く間に胸の突起を突き出させる。
「このちっこい芽が、あんたの一番の弱点だ」
触られてもいないのに、ピンと突き出した自分のそれは、じんじんと疼いて涼介を落ち着かなくさせた。すぐに流れ落ちたはずなのに、シャンパンに含まれる炭酸の感触がいつまでも去らないで、さらに疼きを呼ぶ。まさかカシムの前で、自分で自分の乳首に触れるなどできなくて、いつのまにかもじもじと身体を動かしていた。
「触ってほしいだろう?」
見えないが、にやにやしているのがはっきり伝わってくる。
触ってくれ、なんて言うものかと、唇を噛むと、
「それ以上噛み締めると傷になる」
と指でやんわりと解された。
「ちゃんと触ってやるから」
感じてろと耳元でねっとり囁かれ、言葉どおり、つんと突き出した乳首を弄られた。
「……ぁ」
思わず声が漏れて、前屈みになってしまう。腰がぐりっと捩れて、尻の狭間にカシムの昂りを感じた。かっと全身が熱くなる。
立ち込める甘い香りにくらくらしてきた。たっぷりの湯の中に、いったいどれくらいのシャンパンが入っているのかはわからないが、刺激で、こころなしか肌もぴりぴりしているような。
「いいから酔っぱらっちゃえよ。理性が飛んだあんたは、堪らなく色っぽいからな」
「……言うな」
「たとえばほら」
カシムは手にしていたグラスに残っていた最後のシャンパンを、涼介の胸にかけた。
「な、なに……」
ぴりぴりとした刺激が、瞬く間に胸の突起を突き出させる。
「このちっこい芽が、あんたの一番の弱点だ」
触られてもいないのに、ピンと突き出した自分のそれは、じんじんと疼いて涼介を落ち着かなくさせた。すぐに流れ落ちたはずなのに、シャンパンに含まれる炭酸の感触がいつまでも去らないで、さらに疼きを呼ぶ。まさかカシムの前で、自分で自分の乳首に触れるなどできなくて、いつのまにかもじもじと身体を動かしていた。
「触ってほしいだろう?」
見えないが、にやにやしているのがはっきり伝わってくる。
触ってくれ、なんて言うものかと、唇を噛むと、
「それ以上噛み締めると傷になる」
と指でやんわりと解された。
「ちゃんと触ってやるから」
感じてろと耳元でねっとり囁かれ、言葉どおり、つんと突き出した乳首を弄られた。
「……ぁ」
思わず声が漏れて、前屈みになってしまう。腰がぐりっと捩れて、尻の狭間にカシムの昂りを感じた。かっと全身が熱くなる。
おすすめの関連本・電子書籍
- プラチナ文庫
- 書籍詳細