堕ちるまで
書籍紹介
逃げようと思うな。おまえは俺のオンナだ
殺人事件を捜査するエリート警視・暁の前に現れたのは、桐生組若頭の桐生だった。高校時代のルームメイトであり、さらに暁の躯を奪って狂おしいほどの悦楽と絶望を教えた男──。犯人をつかまえたければ、代価を払えと言う桐生に、暁は決意する。二度と、この男の腕には堕ちないと。しかし、帰宅途中に攫われた暁を待っていたのは、桐生の甘美なまでに淫らな躾だった。「どうされたい。俺に跪くか、犯されるか」淫靡な囁きと嬲るような愛撫に暁は……?
立ち読み
「犯してほしいって目だな」
「なっ……!」
暁は真っ赤になった。
「最高にそそられる目だ」
肌がぞわりと粟立つ。
男を欲して熱が下半身に集まってきた。
暁を見つめる男の目も欲情にくすんでいる。
すっと頬をなで、親指の腹で下唇に触れ、その唇の弾力を楽しむように押してから、桐生は噛みつくように口づけた。
「……んぅ……ん」
舌がからまる。
巻きつかせるようにして吸い、歯茎の裏側までなぞる。
おとがいをつかまえていた桐生の手が頬を滑り、うなじ、首筋と、骨格をなぞるかのようにさぐり、胸へと滑り降りた。
胸元にたどり着いた桐生の指が、固くなった胸の尖りをつまみ取ると、ぐりぐりと形が変わるぐらい先端を押しつぶし、こね回す。
「……んぅ――んッ……!」
ダイレクトに下半身を直撃する痺れが走った。
鼻から甘い息がもれる。
自然と腰が浮き上がり、もっとと、激しい刺激を求めて無意識に桐生の腹に性器を擦りつける。
「淫乱め」
唇を塞いだまま、そんな暁を桐生が笑った。
「なっ……!」
暁は真っ赤になった。
「最高にそそられる目だ」
肌がぞわりと粟立つ。
男を欲して熱が下半身に集まってきた。
暁を見つめる男の目も欲情にくすんでいる。
すっと頬をなで、親指の腹で下唇に触れ、その唇の弾力を楽しむように押してから、桐生は噛みつくように口づけた。
「……んぅ……ん」
舌がからまる。
巻きつかせるようにして吸い、歯茎の裏側までなぞる。
おとがいをつかまえていた桐生の手が頬を滑り、うなじ、首筋と、骨格をなぞるかのようにさぐり、胸へと滑り降りた。
胸元にたどり着いた桐生の指が、固くなった胸の尖りをつまみ取ると、ぐりぐりと形が変わるぐらい先端を押しつぶし、こね回す。
「……んぅ――んッ……!」
ダイレクトに下半身を直撃する痺れが走った。
鼻から甘い息がもれる。
自然と腰が浮き上がり、もっとと、激しい刺激を求めて無意識に桐生の腹に性器を擦りつける。
「淫乱め」
唇を塞いだまま、そんな暁を桐生が笑った。
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