セックス・ペナルティ

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本価格:524(税込)

  • 本販売日:
    2007/07/25
    ISBN:
    978-4-8296-5483-5
書籍紹介

俺がたっぷりと汚してやる

長沢哲は転入した学校で出逢った神父見習いの菱田に、身の上を打ち明けた。自分は借金の形に売られた身で、高校卒業後は自分を買った男の愛人になるため清い体でいなければならない、と。すると菱田は、抵抗したい気持ちがあるなら汚してあげると、ためらう哲をキスでなだめ、哲の体に快楽の楔を打ちこんだ。この関係が男に知れたら報復されると恐れながらも、哲は菱田の手によって与えられる強烈な刺激に溺れていき、やがて…。
立ち読み
「…んっ……ひ、ぁ…」
  内部を突かれるたびに、自身を扱きそうになる。根本を押さえている指を数回上下させれば、自分は簡単に射精してしまうだろう。
  菱田の動きに合わせて蜜を迸らせる快感は、自慰よりも気持ちよいと体が知ってしまっている。
  そんな誘惑をギリギリで止めているのは、菱田の言葉だ。
「動きに合わせて、締め付けるんだ。そう、そのまま……手は動かすんじゃない」
―――イきたいよ……っ
「…あっ…ぁ…は……」
  締め付けて狭くなった後孔を、雄が蹂躙する。
  これまでも様々な角度で犯されたから、痛みはない。先ほど出された精液の残滓もあるから、擦られて生じるのは純粋な快感だけだ。
  だから余計、射精できないのがもどかしい。
「ひしだ、さん…俺……もう、駄目っ……っう」
  懇願する哲に、菱田がまた意地悪を言う。
「何が駄目なのか、はっきり言うんだ。素直に言えたら、ご褒美をあげよう」
「ごほうび…」
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