新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円
新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円

働くおにいさんブログ一覧

2018/06/22

何故か、仕事帰りの深谷さんが、お寿司をいっぱい持って帰ってきた。
どしたの?って訊ねたら、兄ちゃんが帰りについてこいって言うからお供したら、お寿司屋さんだったんだって。
で、うちの分も用意してくれてたから、貰って帰ってきたんだってさ。
きっと九条さん、週末、花屋の仕事が入ってんだな。
おかげで、晩飯はお寿司! やったー! 九条さんありがとう! 兄ちゃんもありがとう!
深谷さんは兄ちゃんのことを凄く尊敬してて、よく晩飯食いながら、その日の兄ちゃん情報を教えてくれる。
変な話だけど、いつも、俺の知らない兄ちゃんがそこにいる。
兄ちゃんが深谷さんから聞く俺も、兄ちゃんの知らない俺なのかな~。
兄弟って不思議だよね。

2018/06/21

九条といつものように待ち合わせる。外はまだ明るい。
冬の間、六時過ぎといえば真っ暗だったのが嘘のようだ。
何となく夕食を摂るには早すぎるような気持ちになると、二人で待ち合わせ場所のカフェでコーヒーを飲みながら、そんな話をした。
そうこうしているうちに少しずつ薄暗くなってきて、カフェを出た。
この時期特有の湿った空気のせいで、何となくスパイシーなものが食べたくなって、夕食をインド料理にしようと意見が一致した。
九条が、いつかインドに行ってみたいと言い、俺があまり気が進まないと言い、何故か、インドにはザビエルの手のミイラがあるという話でやけに盛り上がった。
ずっと一緒にいても、こうして話題が尽きないことは不思議だし、嬉しいことでもある。
旨いカレーを食べながら、いつか海外旅行で行きたい国について話し合った。
いつになるかはわからないが、こういうことはあまり先延ばしにせず、思い立ったときに行くのがいいんだろうな。真剣に考えてみるとしよう。

知彦

2018/06/20

仕事中、患者さんどうしの軽い小競り合いがあって、肝を冷やした。片方は、僕の受け持ちの患者さんだった。
たいてい、一度に複数人の患者さんを診るから、どうしても、運動を指示しておいて目を離す時間ができてしまう。
リハビリに使えるスペースは限られているから、患者さんどうしが近くで運動することも多くて、身体が触れたとか、故意にではなく押してしまったとか、そんなことでたまにいさかいが起こることがあるんだ。
そういうとき、咄嗟に上手く両方を分けて落ちつかせなきゃいけないんだけど、僕は怯んでしまった。まだまだだな……。
すぐにカウンターの中から出ていった大野木先生が冷静に二人を諭してくださって、ことなきを得た。
先生はこういうときも落ちついてて、凄いなあ。
帰りにそう言ったら、先生はちょっと笑って「癇癪持ちの弟がいたからな」って言ってた。遥君……。小さい頃は猛烈に怒りん坊だったんだね?

■このブログは

大野木甫
医師の大野木甫
九条夕焼
フラワーショップ店主の九条夕焼
大野木遥
甫の弟でコッペパン専門店店主の大野木遥
深谷知彦
甫の部下で理学療法士の深谷知彦

仕事人である彼らが、昼休みに綴ります。
だから平日12:00頃更新。土日祝日はお休みです(ときどき休日出勤あり…)。

それぞれの恋模様は『お医者さんにガーベラ』『お花屋さんに救急箱』をご覧ください。

Novel 椹野道流
Illustration 黒沢要

※ブログ内のすべてのテキスト・画像等の転載転用を禁じます。

一覧 電子書籍ランキング 一覧
アイコンについて
  • プラチナ文庫
  • プラチナ文庫 アリス
  • プラチナ文庫 艶
  • ラピス文庫
  • f-LAPIS
  • プランタンe-Boys!
  • 本あり
  • 電子書籍あり