守護者は愛を奪う
書籍紹介
俺を一族に引きとめているのはお前だ
自覚はないけれど竜の末裔の一族で金竜とされている竜司は、兄代わりであり、全ての災厄から守ってくれるボディーガードの征二を無条件に信頼している。だが、金竜の対だという銀竜の由良が見つかり、征二の腕の中で囲い込まれるようにしてきた竜司に変化が。一族に後押しされて美しい由良と交流を深めてゆく竜司だが、二人の特別な絆に焦燥に駆られた征二から竜司は奪われてしまう。いつも余裕な征二の豹変に竜司は翻弄されて…。
立ち読み
「左手が空いてるからだ」
「そ…っ……」
それはいったいどういう理由なんだと文句を言おうとした声は、ペニスの先端を指の腹でグリグリと揉まれることで呑み込まれる。
「ふぅ…ん、あ…あ……」
一度溢れた声は、もうとめどなく零れ落ちるだけだ。耳に入ってくる甘ったるい喘ぎが自分のものだと思いたくない竜司は、意識を強烈な快感のほうへと向ける。
遠慮のない征二の愛撫は、乳首やペニスだけでなく、その下の双珠にも加えられている。性を溜める蜜袋まで揉み込み、あっという間に竜司の欲望を弾けさせた。
大きく胸が上下し、はぁはぁと呼吸が荒い。いともあっさりと射精に導かれた竜司は、その性急さについていけず、しばし快楽の余韻から抜け出せずにいた。
「自分でするより良かっただろう?」
意地の悪い含み笑いと、目の前に見せつけられる手。それは、竜司の放った白濁した液で汚れていた。
「つっ!」
本当に、なんて性格が悪いんだと、今更ながら征二を呪う。
「そ…っ……」
それはいったいどういう理由なんだと文句を言おうとした声は、ペニスの先端を指の腹でグリグリと揉まれることで呑み込まれる。
「ふぅ…ん、あ…あ……」
一度溢れた声は、もうとめどなく零れ落ちるだけだ。耳に入ってくる甘ったるい喘ぎが自分のものだと思いたくない竜司は、意識を強烈な快感のほうへと向ける。
遠慮のない征二の愛撫は、乳首やペニスだけでなく、その下の双珠にも加えられている。性を溜める蜜袋まで揉み込み、あっという間に竜司の欲望を弾けさせた。
大きく胸が上下し、はぁはぁと呼吸が荒い。いともあっさりと射精に導かれた竜司は、その性急さについていけず、しばし快楽の余韻から抜け出せずにいた。
「自分でするより良かっただろう?」
意地の悪い含み笑いと、目の前に見せつけられる手。それは、竜司の放った白濁した液で汚れていた。
「つっ!」
本当に、なんて性格が悪いんだと、今更ながら征二を呪う。
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