恋人は夜からやってくる
書籍紹介
たっぷりいじってやるから、期待していいぞ。
羨ましいほど男前な吸血鬼・正宗から「運命を共にする半身になってほしい」と告げられた可南。嫁取りと称して連日やってくる正宗から逃げまわるけれど、血を吸われると性的興奮を覚えるとは知らず、可南は正宗に献血してしまう。火照る体を正宗に慰められ、虜になった可南は献血&副作用(性行為)を繰り返して…? 求婚には応えなくても距離は狭まるばかり。エロティックでどこまでも俺様な吸血鬼に、可南は追い詰められてゆく!
立ち読み
シャツ一枚きりという姿で正宗に抱え込まれ、その腕に爪を立てながら可南は甘い嬌声を漏らす。
夏バテして体力が落ちているため、ここのところ自慰をおろそかにしていた。だからこんなふうに煽られるとすぐに限界がやってくる。
「やっ、もう……」
頂点は、すぐそこだ。
さすがに他人の手の中に欲望を吐き出す後ろめたさになんとか離してもらおうと訴
えるが、正宗は聞き入れない。
「いいから、出してしまえ」
「くっ、ん……」
嫌だと首を振ってみても、正宗の手淫はとまらない。それどころか、可南を頂点に導こうと手の動きを速めていた。
必死になってこらえてみたものの、結局もうどうにもならなくて可南はビクビクと腰を震わせながら射精を果たす。
「ああっ…あ――っ!」
甲高い声が溢れ、そしてガクリと全身から力が抜ける。
自分でするときは、こんなに疲れない。快感の度合いは激しく増したものの、調整できないぶん疲労が激しい気がした。
肩で息をする可南に対し、正宗は自身の手に吐き出された可南の精液をペロリと舐め、ニヤニヤと笑いながら聞いてくる。
「よかっただろ?」
「うーっ……」
可南は目に涙をにじませ、悔しそうな唸り声を上げる。
夏バテして体力が落ちているため、ここのところ自慰をおろそかにしていた。だからこんなふうに煽られるとすぐに限界がやってくる。
「やっ、もう……」
頂点は、すぐそこだ。
さすがに他人の手の中に欲望を吐き出す後ろめたさになんとか離してもらおうと訴
えるが、正宗は聞き入れない。
「いいから、出してしまえ」
「くっ、ん……」
嫌だと首を振ってみても、正宗の手淫はとまらない。それどころか、可南を頂点に導こうと手の動きを速めていた。
必死になってこらえてみたものの、結局もうどうにもならなくて可南はビクビクと腰を震わせながら射精を果たす。
「ああっ…あ――っ!」
甲高い声が溢れ、そしてガクリと全身から力が抜ける。
自分でするときは、こんなに疲れない。快感の度合いは激しく増したものの、調整できないぶん疲労が激しい気がした。
肩で息をする可南に対し、正宗は自身の手に吐き出された可南の精液をペロリと舐め、ニヤニヤと笑いながら聞いてくる。
「よかっただろ?」
「うーっ……」
可南は目に涙をにじませ、悔しそうな唸り声を上げる。
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