シェフは唇から食べられる
書籍紹介
ひどくして欲しくて、私を誘っているのですか
水原准は、通っている調理師専門学校で『天才』の名をほしいままにしている。あるとき、准はバイト先の歯科医院で院長をしている美貌の男・安藤蓮也の偏食っぷりに我慢できず、自慢の料理を振舞ってやるが、安藤には感謝すらされない。それどころか、酔った勢いでセックスしてしまった翌朝「君は料理もセックスも味気ない」と言われてしまう。安藤に料理自慢をするだけだったはずの准は、気がつけばセックス込みの通い妻状態に!
立ち読み
「ウギャーッ。や、やめろよ…っ、なにすんだ、変態変態変態っっ!」
「……うるさいですよ」
「ヒ…ッ」
くい、と曲げた指が秘部に触れて准の腰が震える。
そのまま指先がじわりと中に潜ってきて、毎日のように慣れさせられた身体は無意識に力が抜けていった。
「やめ、ろ…っ。ココで、すること、ねぇだろ…」
准は絶え絶えに願い出るが、安藤は聞き入れない。
「君が悪いんですよ。私の真剣な話も聞かずに、途中で逃げ出すから。しかも耳まで噛んで……許せると思いますか」
「だ、だってアンタが……ぁあんッ」
尻の奥に潜りこんだ指がぐるりと旋回する。
カウンターに押しつけた横顔をむずがるように顰めると、その准の顔が堪らなく扇情的に見えたのか、安藤は意地悪く指の動きを早める。そして項に口づけ、耳朶をしゃぶった。
「さっきはよくも噛んでくれましたね。……おかげで抑えが効かなくなりました。今日は夕食の前に君をいただきましょうか」
「ン、ぁう、アッ…あぁ…ッ」
ガクガクと足が震える。
触られてもいないのに、勃ち上がった性器からはポタポタと体液が溢れて床に零れた。それに気づいて、安藤は口端を吊り上げた。
「変態と私をなじるわりに、もうこんなに感じている君はなんですか」
「……うるさいですよ」
「ヒ…ッ」
くい、と曲げた指が秘部に触れて准の腰が震える。
そのまま指先がじわりと中に潜ってきて、毎日のように慣れさせられた身体は無意識に力が抜けていった。
「やめ、ろ…っ。ココで、すること、ねぇだろ…」
准は絶え絶えに願い出るが、安藤は聞き入れない。
「君が悪いんですよ。私の真剣な話も聞かずに、途中で逃げ出すから。しかも耳まで噛んで……許せると思いますか」
「だ、だってアンタが……ぁあんッ」
尻の奥に潜りこんだ指がぐるりと旋回する。
カウンターに押しつけた横顔をむずがるように顰めると、その准の顔が堪らなく扇情的に見えたのか、安藤は意地悪く指の動きを早める。そして項に口づけ、耳朶をしゃぶった。
「さっきはよくも噛んでくれましたね。……おかげで抑えが効かなくなりました。今日は夕食の前に君をいただきましょうか」
「ン、ぁう、アッ…あぁ…ッ」
ガクガクと足が震える。
触られてもいないのに、勃ち上がった性器からはポタポタと体液が溢れて床に零れた。それに気づいて、安藤は口端を吊り上げた。
「変態と私をなじるわりに、もうこんなに感じている君はなんですか」
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