プリンスは薔薇と鎖にときめく
書籍紹介
「淫らで…熱いからだ…だ」
甲賀真冬は、王子の警護を依頼され、南欧の小国にやってきた。だが城に向かう途中、空から降ってきた黒マントのネロというキザな義賊に唇を奪われる。『感じない男』と異名を持つほどクールなのに、真冬はネロのキスに感じてしまった。なんとか城に辿り着いたが今度は美貌の王子レオンに花嫁候補として扱われ迫られてしまう。ネロとレオン、正反対の二人なのにどちらのキスにも感じてしまった真冬は――。
立ち読み
「や…っ」
ぴったりとしたビニールコーティングの黒いボクサーパンツごと、真冬のズボンを足の付け根あたりまでひきずり下ろすと、男は、待ち構えていたように勢いよく頭をもたげる真冬のものに、躊躇なく唇を這わせる。
「あっ、なに?」
「もうこんなに大きくしているくせに、気のないふりをするなんて、悪い子だ」
吐息混じりにささやくと、男は、真冬のものをすっぽりと口の中に含んだ。
「ひぁっ、やっ」
冷静になじってやるか、実力行使で、続きなどできないようにしてやろうと思っていたのに。
大切な場所を口に含まれてしまっては、抵抗など絶対にできない。
男を怒らせて、咬み切られでもしたら、命をなくすか、それよりも惨めなことになるかの、ふたつにひとつだ。
「……っ」
怯えたように身をかたくする真冬を安心させるように、男は甘い声でささやいた。
「大丈夫、優しくしてやるよ」
真冬のものをいったん口から抜いて、透明な液をしたたらせているその頭の部分を濡れた唇で何度もついばみながら…だが。
「あとで私が恋しくてたまらなくなるくらい、気持ちよくさせてやる」
ぴったりとしたビニールコーティングの黒いボクサーパンツごと、真冬のズボンを足の付け根あたりまでひきずり下ろすと、男は、待ち構えていたように勢いよく頭をもたげる真冬のものに、躊躇なく唇を這わせる。
「あっ、なに?」
「もうこんなに大きくしているくせに、気のないふりをするなんて、悪い子だ」
吐息混じりにささやくと、男は、真冬のものをすっぽりと口の中に含んだ。
「ひぁっ、やっ」
冷静になじってやるか、実力行使で、続きなどできないようにしてやろうと思っていたのに。
大切な場所を口に含まれてしまっては、抵抗など絶対にできない。
男を怒らせて、咬み切られでもしたら、命をなくすか、それよりも惨めなことになるかの、ふたつにひとつだ。
「……っ」
怯えたように身をかたくする真冬を安心させるように、男は甘い声でささやいた。
「大丈夫、優しくしてやるよ」
真冬のものをいったん口から抜いて、透明な液をしたたらせているその頭の部分を濡れた唇で何度もついばみながら…だが。
「あとで私が恋しくてたまらなくなるくらい、気持ちよくさせてやる」
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