セカンド・ラブ
書籍紹介
初恋は叶わない。だから次の恋は刺激的
クールな優等生、悠司の父親の恋人は小学校の元担任・朋也。二人を見ると苛立つ悠司は朋也に似た級友の小田切に告白されて…?
立ち読み
「いいポーズだな、小田切。すごく淫乱っぽく見える」
膝をしっかり閉めるようにして、小田切はピクリとも動かない。
「無駄な抵抗がいつまで続くかな? 小田切ってすごく感じやすいから、きっと、すぐにあんあん啼きだすだろうなぁ。かわいい声、いっぱい聞かせて欲しいよ」
耳元で意地悪く囁いてやる。
泣いても許してやらない。本当の気持ちを言うまでは、絶対に容赦しない。
「大嫌いなオレに触れられたら……どうなるかな?」
頬を撫でながら、目を開けるように促した。
オレの方は制服のまま。ボタンのひとつも外してはいない。自分が淫らな格好をしているというだけで、羞恥心が跳ね上がるだろう。
案の定小田切は、オレを見て真っ赤に頬を染めた。
オレは小田切に笑いかけながら言ってやった。
「楽しもうぜ、小田切。とっておきの時間の始まりだ!」
顔には笑顔を張り付けながら、オレだって必死だった。どうしても、小田切の本音を知りたい。言わせたい。
そのためになんでもやってやる、と思う反面、小田切がイヤがることはしたくない、というジレンマもある。
チクショウ。こんなこと……ホントはオレだってイヤなんだぞ。
膝をしっかり閉めるようにして、小田切はピクリとも動かない。
「無駄な抵抗がいつまで続くかな? 小田切ってすごく感じやすいから、きっと、すぐにあんあん啼きだすだろうなぁ。かわいい声、いっぱい聞かせて欲しいよ」
耳元で意地悪く囁いてやる。
泣いても許してやらない。本当の気持ちを言うまでは、絶対に容赦しない。
「大嫌いなオレに触れられたら……どうなるかな?」
頬を撫でながら、目を開けるように促した。
オレの方は制服のまま。ボタンのひとつも外してはいない。自分が淫らな格好をしているというだけで、羞恥心が跳ね上がるだろう。
案の定小田切は、オレを見て真っ赤に頬を染めた。
オレは小田切に笑いかけながら言ってやった。
「楽しもうぜ、小田切。とっておきの時間の始まりだ!」
顔には笑顔を張り付けながら、オレだって必死だった。どうしても、小田切の本音を知りたい。言わせたい。
そのためになんでもやってやる、と思う反面、小田切がイヤがることはしたくない、というジレンマもある。
チクショウ。こんなこと……ホントはオレだってイヤなんだぞ。
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