絶頂のあいまいな瞬間

本を購入

本価格:586(税込)

  • 本販売日:
    1999/05/25
    ISBN:
    978-4-8296-5165-0
書籍紹介

こんなカラダにされやがって…うれしいのかよ…っ

突然帰郷した義兄・史城は、千郁を利用しているのか? 愛と情欲が交錯するエロスの極致。
立ち読み
  どのくらいの深さまで入ってるんだろうか。あと、どれくらい耐えなければならないんだろう?
  感じでは、まだ半分も受け入れてはいないはずだった。真珠のアタる感触が、入り口の近くにある。
「……しき……っ」
「ああ?」
「……そっと……して……っ」
  真っ赤になりながら呟く。
「痛いほうが好きなくせに」
  けれども史城は、少しもやさしくしてくれる気はないみたいだった。
「あいつには縛らせたり、オモチャ使わせたりしてんじゃねーかよ……?」
  史城は言葉で嬲りながら、力任せに押し入ってくる。苦痛を与えるのが嬉しいみたいに。
「……ぅっ……っ!」
  必死で声を呑み込む。捌け口のなさに、いっそう苦しさが増していくようだった。生理的な涙が溢れた。
「……はっ……ぁ……」
おすすめの関連本・電子書籍
アイコンについて
  • プラチナ文庫
  • プラチナ文庫 アリス
  • プラチナ文庫 艶
  • ラピス文庫
  • f-LAPIS
  • プランタンe-Boys!