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鬼はここに居る

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書籍紹介

蕩けそうな顔をしおって……
われの魔羅は、さほどに美味いか?

日陰の身にもかかわらず慈悲深く麗しい主君・月千代に忠誠を誓う、近習の雛丸。なのに、自分のためにその手を穢させてしまい、無念の思いで共に出奔した。けれど月千代は軛から解き放たれたように艶やかで、獰猛さを滲ませた顔をする。「真のまぐわいというものを教えてやろう」遊女屋の主に収まった月千代に囁かれ、恍惚のまま身を任せた雛丸は、やがて物狂おしい想いに囚われ──。

立ち読み

 ぬち……、ぬちゅ、ぬちぃ…っ…。
「…あ、はぁ、…ああ…っ…!」
 粘ついた音が響くたび、未知の感覚が押し寄せ、雛丸の四肢から力を奪ってゆく。叶うなら、ふにゃふにゃと倒れ込んでしまいたい。
「ほれ、いかがした? くわえようと舐ろうと、そなたの好きにして良いと、せっかくこのわれが許してやったのじゃぞ?」
 けれど、それだけは絶対に許されないと懸命に堪える雛丸の尻を、愉悦の滲んだ声音と長い指が容赦無くなぶる。
 ほとんど解けかけた髷を無様に揺らしながら、ふるふると首を振れば、鼻先に月千代のそそり勃つ刀身がぶつかった。むわりと漂う雄の匂いに酩酊しかけ、雛丸は月千代の腰の両脇についた手に力を込める。
 ……ああ…、私はなんて、浅ましい真似を……。
 己が今、取っている体勢を思い出すだけで、顔から火を噴いてしまいそうになる。仮にも主君たる月千代を仰向けで寝かせ、その上に素裸で四つん這いになっているなんて。しかも、月千代の顔面に下帯すら取り去った尻を向け、卑しく勃ち上がったものをぶら下げた状態で…。
『われにも、そなたに触れさせよ。われが満足するまで、とっくりとな』
 それが、月千代の魔羅に触れさせてもらうのと引き換えに、雛丸に突き付けられた条件だった。
 臣下の子、しかも起き抜けで湯も使っていない穢れた身に月千代が触れるなど、とんでもないことだ。いつもの雛丸なら、それだけはどうかお許しをと固辞しただろう。
 言われるがまま裸になり、恐懼に押し潰されてしまいそうになりながらも月千代に跨ったのは、どうしても打ち勝てなかったからだ。月千代の股間にそびえる魔羅に、触れてみたいという誘惑に。
「ふ…っ…、あっ、あ…あぁっ、あ、あ…」
 そうまでして望んだものが目の前にあるのに、ぷんぷんと魅惑的な香りを放って誘っているのに、雛丸は主君の貴い御身に倒れ込んでしまわぬよう懸命に四肢を突っ張るしかないのだ。未熟な青桃の如き雛丸の尻を、月千代がなんの躊躇いも無く割り開き、あわいに息づく蕾にあの白い指先を浅く埋め、中を掻き混ぜるせいで。事前につばきでも擦り付けたのか、やたらと滑りが良く、くちくちと粘ついた音が絶え間無く聞こえてくる。
「…雛丸…? われが、欲しゅうはないのか?」
「あ、…あぁ…!」
 浅いところを拡げていた指先が、ぐちゅう、と一気に根元まで入ってくるのは完全な不意打ちだった。生まれて初めて腹の中を抉られ、そのあまりの違和感に、必死に踏ん張っていた脚から力が抜ける。
「……んぅ…っ…!」
 とっさに前のめりになったおかげで、主君のかんばせに尻を押し付けるという醜態だけは避けられたが、代わりに雛丸が月千代の股間に顔を埋めるはめになってしまった。
 どくん、と脈打ったのは雛丸の心の臓だったのか、隆起した月千代の魔羅だったのか。
「…ふ、…ん、…んっ、ぅ……」
 熟れた切っ先からしたたる雫。その濃厚な雄の匂いを間近で吸い込んでしまっては、もはや雛丸が正気を留められるはずもなかった。大量の孕み汁をたくわえているのだろう陰嚢をやわやわと揉み込みながら、切っ先を舌先だけで持ち上げ、己の口内に導き入れていく。
 ……信じられぬ…、男の魔羅とは、かように美味いものであったのか……。
 雛丸は感動に打ち震え、しとどに濡れた切っ先に夢中で喰らい付いた。雛丸の小さな口内には、幼児の拳ほどはありそうなそれをすっかり収めてしまえぬのが口惜しい。幾筋もの血の管が浮いた肉茎、あれも頬張ってみたいのに。
「…っ…、雛丸、われのものは、それほど美味か?」
 塞がった口の代わりにこくこくと首を上下させれば、潜り込んできた先端が口内をみっしりと満たす。むちむちしたその質量と肉感に恍惚となり、雛丸はずぽずぽと必要も無いのに首を振って切っ先を何度も出し入れした。そうやって勢いをつければ、大きすぎるものもどうにか半分は咥え込めると早々に学んだのだ。
「…まこと、そなたは可愛らしいの」
 月千代がころころと笑うのは、上機嫌の証だ。物語絵の女君よりも優雅で艶やかな、雛丸が憧れてやまなかったあの笑みを、今もまた浮かべているのだろう。…物欲しそうに揺れる、雛丸の尻を眺めながら。
「遠慮は要らぬ。心ゆくまで味わうがいい。われも…そなたを、たんと喰らうゆえ…」
 その宣言に嘘偽りなど無かった。
 指だけではまどろっこしいとばかりに、月千代は割り開いた雛丸の尻たぶのあわいに顔を埋め、こもった匂いを吸い込み、生温かい舌を蕾に這わせる。何度も何度も、したたるつばきをなすり込むように。
「っ…、う、…んぅぅっ…」
 同時に、月千代の前で頼りなく揺れていた肉茎まで握り込まれ、ぎゅちぎゅちと放出を促すように扱かれるのだからたまらない。全身の血が股間に集中し、ともすればへなへなとくずおれそうになる。
 雛丸は爪先をきゅっと丸め、膝立ちの体勢を懸命に保ちながら、月千代の魔羅にむしゃぶりついた。持ち主と同じく寛大で慈悲深いそれは、雛丸が頬をすぼめて締め上げ、ちゅううっと吸い上げるたび、ぬるりとした透明な汁を溢れさせてくれるのだ。
 ……ふあ、あぁ……、美味い…、美味い……。
 孕み汁を放つ前に出るというこの汁さえ、雛丸には極上の美味に感じられる。ならば月千代の孕み汁は、どれほど甘いのか。ひと舐めでもすれば、桃源郷に連れて行かれるのではないか。
 早く味わわせて欲しい一心でちゅばちゅばとしゃぶっているうちに、切っ先の両端のえらで敏感な口内をごりごり抉られるのさえ、快感に変化していく。普段、ものを食べる時以外に意識したことなど無いそこに快楽の泉が湧いていようとは、考えもしなかった。
 入り口を丹念に解していた月千代の舌先が、ずるりと中に入ってくる。
「……っあ、ああんっ!」
 中を濡らされる異様な感触に、思わず背を反らせた雛丸の口から、魔羅が零れ落ちてしまった。開いたままの唇と切っ先の間に、透明な粘糸がかかる。いよいよ孕み汁を与えてもらえるところだったのにとしょげる雛丸の代わりに、抗議をするかのように。
「あ、ああ…、あっ、…やぁ…、あ、月千代様…っ…」
 心ゆくまで味わえと言ってくれたのに、どうして。抗議の声は、べとべとに濡れた口から出るや、甘ったれた嬌声に変わる。
「…つき、ちよ…さまっ、あ、…あぁっ、あん…っ」
 尻の中をびしょびしょに濡らされ、粗相をしてしまったようで気持ち悪いはずなのに、悪寒を上回る熱がじわじわと雛丸の身体を蝕んでいく。最も不浄な場所を、よりにもよって主君に差し出しているという忸怩も、たっぷりとつばきを含んだ舌に内側の媚肉をこそぐように舐め上げられていると霧散してしまう。
「ひゃ…っ、あ、あっ」
 くにっ、と尻たぶを軽く抓られるのさえ、今の雛丸には快感だ。がくんと崩れそうになった膝をどうにか保とうと力を入れれば、今度は肉茎を揉みしだかれる。
「あ…、ああ、あー……!」
 一気に頂点へ駆け上り、せき止められていた熱を発散しかけたまさにその瞬間、打ち震える肉茎の根元がきゅっときつく縛められた。絶頂から叩き落とされた激痛に呻く雛丸をいたわるどころか、狩りに慣れた肉食獣さながら、月千代は弱った獲物をここぞとばかりに仕留めにかかる。
 引き抜かれた舌と入れ替わりに侵入してきた数本の指が、臍の裏側あたりを、ごりりと抉った。
「ひぃ…っ、い、…あああ!」
 僅かに膨らんだそこが己の情け所だと、雛丸は否応無しに理解させられる。今まで味わったことの無い激痛が、きつく縛められたままの肉茎に走ったことで。

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