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危険なブツを召しあがれ

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書籍紹介

おいしくなーれ♥

製薬会社の研究員・柏崎は、柔らかな笑顔の悠輝に惹かれていた。フラれ続けることを悩む悠輝へ、原因を解明すると言って同棲に持ち込んだ柏崎だったが、衝撃的な事実が判明する。彼は歴代の恋人を病院送りにしてきた、バイオテロ級のメシマズだったのだ!無自覚な悠輝の笑顔を守るため、身体に鞭打ち猛毒料理を食べる柏崎。だが、セックスが原因と思い込む悠輝に検証を迫られて!?

立ち読み

 キスのときにはこうしたほうがいいとか、たまにはこちらから誘うように相手の唇をそっと舐めてあげてもいいとか、マニュアル本などでさんざん勉強してきた。その知識を駆使して、今までやってきたつもりだった。
 男を誘う情熱的なキスの方法。無垢でありながらも、コケティッシュに男を虜にする上手なキス。
 だけど、それらをまるで思い出すことができない。ただ柏崎が与えてくれる感触に、過剰なほどに反応するばかりだ。
 柏崎は恋愛に疎いはずだから、こちらから上手にリードしてあげなければ、という気持ちも頭の片隅にある。なのに、驚くほど何もできなかった。
 そのとき、柏崎が悠輝の肩に腕を回してそっと抱き込んだ。
 その感触に気を取られたせいで唇が緩んだのか、口腔内に舌が忍び込んできた。舌を探り当てられた瞬間、生々しい震えが広がる。からみあう舌の感触に、なすがままに身を任せることしかできない。
 柏崎の腕が、悠輝の身体を支えるように抱きしめてくれるのがありがたかった。そうでなければ、身体を支えていることすら難しかったかもしれない。その腕から伝わる安堵感に、力が抜けていく。そうしながらも、心臓は異様なほどに鳴り響いているのだ。
 悠輝の身体がそんなふうにくたくたになってきたのを読み取ったのか、柏崎が邪魔なちゃぶ台を部屋の片端に寄せて、その下に敷いてあった敷き物の上に寝かせてくれた。
 その身体を組み敷いて上になった柏崎が、真剣な顔で尋ねてくる。
「本当に……いいのか」
 ここまでドキドキさせられた状態で、中断など考えられない。もっと柏崎に触れて欲しくて、全身がぞくぞくしている。
「いいよ。……柏崎が、……嫌なら、……ここでやめてくれてもいいけど」
 柏崎からの不器用だけど情熱的なキスや、悠輝を組み敷いたときの扱いをみても、柏崎が中断するとは思えなかった。
 それでも、悠輝には一つ不安があった。
「……俺とした人は……もう二度と顔を合わせたくないと思うほどの、……トラウマを……植えつけられるのかもしれない。だから、……もしかしたらここでやめといたほうがいいのかもしれないよ。柏崎にとって、……最悪な経験になる……かも」
「最悪なんて言うな」
 強い口調で否定されて、悠輝は少し笑った。
 笑うだけで泣くつもりなんてなかったのに、じわりと涙がにじむ。それくらい、自分はセックスに関して自信を失っていたことに気づかされる。
 ──怖い。
 柏崎に幻滅されるのが。なのに、それと同じくらい興奮もあった。
 そうしている間にも、また唇が重なってきた。
 こうして横になると、あらためて柏崎の身体の重さや感触を受け止めることになって、抱かれることを意識する。
 柏崎も興奮しているらしく、キスをしようとして何度も歯がぶつかり合った。そのたびに、悠輝は少し笑ってしまう。
 ──そんな、……がっつかなくても。
 だが、悠輝のほうも余裕などまるでなかった。
 口づけを繰り返すだけですぐに息が上がり、口をふさがれるたびにはぁはぁしてくる。それは柏崎も一緒なのか、ひどく息を切らしながらキスをした後で、首筋まで唇を移動させていく。
 ただ肌を舌と唇で探られているだけなのに、そこからぞくぞくと広がっていく悦楽に悠輝は身もだえた。じっとしていられないほど、腰のあたりが落ち着かなくなっていた。
 ──なんだろう、これ。
 皮膚感覚が限界まで研ぎ澄まされ、柏崎の手足が不規則に触れるだけでも飛び上がりそうだ。ここまで過敏になったことはなくて、調子が狂う。続けるのが怖くなって、悠輝は覆い被さってくる柏崎の肩を手で押し返した。
「……何?」
「やっぱ、……無理。恥ずかしい」
「何言ってんの?」
 柏崎があきれたように言った。その口調につられて上を向くと、柏崎の精悍な表情がすぐそこにあって、悠輝は見とれそうになった。
 ──うわ……。
 雄の顔だ。精悍なだけじゃなくて、息を呑むほど色っぽく見えるのは、少し汗ばんでいるからだろうか。
 キリッとした眉の下で、睫が少し伏せられていて、そんなあたりからも色香が匂い立っている。
 そんな逆らえない顔をした柏崎は、悠輝の胸元に手を伸ばして、着用したままのネクタイを手早く引き抜いた。その下に着ていたワイシャツのボタンも外し、アンダーシャツを胸元までめくり上げてくる。
 悠輝の肩を両手で床に縫い止めた後で、柏崎は膨らみのない胸元に唇を近づけてきた。
 ──いきなり、……口で……?
 予想しただけでも、ぞくっとする。乳首が敏感だという自覚があった。そこに触れられたら、自分がどれだけ乱れるかわからない。
 そんな不安にすくみあがる悠輝をあやすように、まずは色づいた部分に生暖かい舌先が落ちてきた。それだけでぞくぞくと、肌が粟立っていく感覚がある。
 その中心にある粒を意識して全神経が集まったときに、そっと舌先が動いて押しつぶされた。
「……っ」
 感じすぎて、大きく腰が跳ね上がる。
 その大仰な反応が、自分でも恥ずかしい。
 柏崎もかすかに笑った気がする。だが、視線を上げて確かめることもできないでいると、柏崎の舌がまた動いた。敏感な粒を舌先で転がされて、そのたびにたまらない快感が弾ける。
「……っ、……ぁ」
 全身に広がる体感に、膝までもが震えた。
 乳首を舐められているだけなのに、全身に電気を流されたようにびくびくと腕や足までもが反応してしまう。
 乳首でうごめく舌の刺激は柔らかだ。深く甘ったるい快感に没入するように、いつしか悠輝は目を閉じていた。
 唾液に濡れた肉厚の舌に、硬く尖った小さな粒がもてあそばれる光景が自然と頭の中に浮かんでくる。刺激されるほどに、そこが敏感に張り詰めていくのが自覚できて、ひどく恥ずかしい。
 その粒だけではなく、周囲の色づいた部分まで少しきゅんと収縮しているように感じられるほどだった。
 ただ転がされているだけでも感じてたまらなかったのに、柏崎が乳首を軽く吸った。
「……っあ!」
 その甘い感触に、腰までジンと痺れる。
 思わず息を呑むと、柏崎にもその反応が伝わったのか、ちゅくちゅくと乳首を何度も吸ってくる。張り詰めた乳首にその刺激はたまらなくてむずがるように上体を揺らすと、悠輝の身体を押さえ込むように反対側の胸元に手を伸ばされた。そのてのひらと、胸板がこすれ合った。
「……っ」
 平らな胸板のてっぺんで、触れられなかった側の乳首も硬くなっている。そこが柏崎のてのひらで無造作に押しつぶされて、感じてならなかった。しばらくの間、ただてのひらで押さえ込まれているだけなのに、痛いほどに張り詰めていく。その状態で、右の乳首だけちゅくちゅく吸われるのだ。
 焦れったさを感じながら、悠輝はぼうっと柏崎の顔を仰ぎ見た。

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