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可愛くて、どうしよう?

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書籍紹介

“可愛いフィルター”かけすぎたかも?

世界一可愛い! そう断言できるほど、宇雪は幼馴染みの嵐のことが可愛くてならない。恋心を自覚してはいたが、無邪気にくっついてくる彼に避けられるのが怖くて、気持ちを抑え込んでいた。なのに、庇護すべき存在だと思っていた嵐が、いつの間にか自分から離れて進路を定めていると知りショックを受ける。おまけにキスされ触られて、嵐の思わぬ男らしさに怯えて泣いてしまい……。
立ち読み
「……宇雪。逃げないで」
低く呟かれた声に、心臓がばくんと大きく撥ねた。
名前を呼び捨てにされるのも初めてだし、こんなに強く命じられたこともない。
今まで嵐は、宇雪のあとを泣きながらついてくる子のイメージが強く残っていたのかもしれない。ぴょこぴょこと後ろをついてきていたはずのひよこが、急に孵化して目の前に現れたような錯覚を覚えていた。
──あんなに、泣き虫だったのに……!
こんなに大人になって、という親心的なところもまだ完全に残っていないとは言い切れないが、それよりも初めて目の当たりにしたような男くささに、胸の鼓動が速まったまま収まらない。
無言で後ずさると、嵐はそれよりも更に一歩前に踏み出してきて宇雪を追い詰める。
普段はにこにことして可愛いばかりの嵐の顔が、きりっとして格好よく見えた。
──あれ……? 嵐って、こんな感じだったっけ……?
今までどんな補正がかかっていたのかわからないが、傍で見ると自分よりもずっと「大人の男」に近づいているように見えた。
少年らしい四肢の細さはあるけれど、貧弱な自分よりもずっと、しっかりした体つきをしている。
──あれ……?
「可愛い成分一〇〇パーセント」だった嵐に、「子供のように可愛い」要素が見いだせなくなってしまっている自分に困惑した。
「宇雪」
優しいのに、どこか情に濡れた声に、宇雪は鼓動を速める。再びそっと触れた唇の感触に、思わず唇を引き結んでしまった。
「口、開けて?」
「ふ……ぅ」
請われて緩めた唇に、舌が入り込んでくる。及び腰になった宇雪を追いかけるように、嵐の顔が近づいた。
「ん……んん……」
待って、と静止の声を上げるのも許してもらえず、どんどん宇雪の体が後方に傾ぐ。
ん、ん、と言いながら必死に唇を押しつけてくる嵐は、先程までと違って随分と可愛らしく見えた。まるで別人のようだと思ったくらいだったのに、やっぱり自分の可愛い嵐は健在なのだと確認出来て、宇雪は安堵する。
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