神の囲い人
書籍紹介
ふたつの国の種を、ひとつに混ぜ合わせよう
"ガイゼル帝国の圧倒的な武力を前に、制圧されていくラカン神国。兵士のセツは自決しようとしたところを、ガイゼルのヨルクに捕らわれてしまい――「神の人形」。捕虜となった軍医のキールは、武骨で純情なラカン軍の中将シンを誘惑し、籠絡しようとし――「神の愛人」。
皇帝のアーシェイドは、神秘的なラカン神国の天子・ミコトを嬲り、蹂躙しようとするが――「神の囲い人」。"
立ち読み
シンにとっては初めておこなう口淫だ。おそらくキールにされたことを思い出しながらしているのだろうが、舌使いはぎこちなくて荒い。二十八歳の完成された外見とは裏腹の拙さに、キールは愛しさを覚えて、いっそう性器を硬くした。
先端から溢れつづけている蜜を、音をたてて飲まれる。そのままずるずると啜られて、茎の中枢がヒクつく。
「ん、ん、っ」
果てそうになって身体をわななかせると、ふいに性器を包む粘膜が消えた。
下だけ衣類を着けているシンが、滾った器官を掴み出しながら圧し掛かってくる。キールの脚の付け根を掴んで押し開き、臀部の底に滾った器官を押し込もうとする。
性交の最低限の知識しかない男の早急な行為を、キールは懸命にその腰を掴んで止めようとする。
先端から溢れつづけている蜜を、音をたてて飲まれる。そのままずるずると啜られて、茎の中枢がヒクつく。
「ん、ん、っ」
果てそうになって身体をわななかせると、ふいに性器を包む粘膜が消えた。
下だけ衣類を着けているシンが、滾った器官を掴み出しながら圧し掛かってくる。キールの脚の付け根を掴んで押し開き、臀部の底に滾った器官を押し込もうとする。
性交の最低限の知識しかない男の早急な行為を、キールは懸命にその腰を掴んで止めようとする。
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