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愛よ、灰にかえれ

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書籍紹介

あなたの腕を恋しがる自分自身ごと、憎み続ける

元農民のユーニスは孤独を訴える皇帝ファハルに寵愛され、心から愛を捧げていた。だがその想いは、愚かなまでに純粋なユーニスの絶望に歪む顔が見たかっただけで、最初から愛してなどいないと嘲笑うファハルによって裏切られた。失意のまま出奔したユーニスは、やがてファハルの失墜を目論む他国の策謀を秘め帰郷し、彼と対峙する。すべては心を踏みにじられた報復のために…。
立ち読み
「いい子だ。そうやっておとなしくしていればいい。わたしはそこまで無慈悲な男ではない。いい子にしていれば、ちゃんと気持ちよくしてやろう」
「……黙れ。御託は並べず、さっさとやればいい」
  キッと、ユーニスが目を開き、ファハルを睨み上げてきた。憎悪と、その奥に絶望がほの見える。憎悪は、無体を強いるファハルへのもの。そして絶望は、ハリル以外の男に身体を許さざるを得ないことへのものだろう。
  ファハルは身の内がゾクゾクするのを感じた。ユーニスのこんな眼差しは、五年前には見られなかったものだ。あの頃のユーニスは、自分の知る者すべてに対して、無条件の信頼と愛情を向ける純朴な少年だった。裏切りも、憎しみも知らない。
  無邪気で単純なユーニスに、それらを教えたのがファハルだ。今、こうして憎悪と絶望の眼差しで自分を睨んでくるユーニスを造ったのが自分だと思うと、それだけで腹の奥底からゾクリとするような欲情が込み上げてくる。
  こんな情動を、ファハルは長く感じていなかったことに気がつく。ハレムで数多くの女たちを抱いても、気に入りの寵妾を幾人も作っても、こんな充足感を久しく感じたことがない。やはり、これはファハルのものなのだ。ユーニスだけが、ファハルの感情をここまで楽しませることができる。


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