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華の涙

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書籍紹介

愛しても、愛されてもいけない──

震災で家族を亡くした乙也は、売られた奉公先で暴行されそうになったところを、家の跡取りである一威に助けられる。一威の計らいで病に伏せる次男・文紀の世話係となり、恩に報いようと懸命に仕えた。しかし兄に異様な愛着を示す文紀に、自分の身代わりとして一威に抱かれろと命じられる。誠実でいつも優しく見守ってくれる一威に心を寄せていた乙也だったが、文紀の情念に操られるかのように彼を誘惑しようとした。軽蔑の眼差しで拒絶されても、服を脱いで一威の前に跪き──。
立ち読み
「君は……私のものじゃなかったのか……」
  それまでずっと続いていた、怒りの気配がふっと遠のいた。変わって乙也が求めていた、優しい一威が戻ってきたかのように思える。
「抱いてください……本心からお願いします。ぼっちゃまのためでなく、仕置きのためにされるんでもなくて、僕を……少しでも好きなら、抱いてください」
  乙也は一威に縋り付いた。
  何度もこんな場面を夢見た。一威のあの部分だけに触れても、乙也の心は満たされない。強く逞しい腕で、しっかりと抱きしめて欲しかった。
「駄目だ。そんなことしたら、私もみんなと同じように、欲望で汚れた目でしか、君を見ていないことになる」
「でも……この間は」
「あの時はどうかしてた。冷静になった途端、どうしてあんなに君を憎らしく思ったのか、その気持ちの正体に気づいたんだが」
  一威はおずおずと乙也を抱く。まだ戸惑っているのか、以前のように強くは抱き寄せてくれなかったが、それだけでも乙也には十分だった。
「私は、君を思うままにしている文紀に、嫉妬したんだ」
遠慮がちに一威は、親指で乙也の唇に触れる。その指を吸い込みたかったけれど、淫乱のように思われるのが怖くて、うっすらと唇を開くだけに止めた。
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