惚れてもいないくせに
申告もれの恋

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本価格:607(税込)

  • 本販売日:
    2008/01/10
    ISBN:
    978-4-8296-2385-5
書籍紹介

優しい指先がねぶるむき出しの淫慾

美貌に似合わぬ直情な刑事・友康は、マルサの賢一が同じ容疑者を別件で調査中と知る。邪魔するなと言われても、捜査をやめない。やめられない--。だが友康の容疑者との淫乱な過去が、暴露されてしまった。堅物の賢一には軽蔑されると思ったが、自分を見る目は優しい。自棄くそで誘いかけたら、抱きしめられた。痛いのがいい。そう躾けられたから。胸にきつく歯を立ててほしい--。なのに。賢一の優しいだけの舌先での愛撫に、なぜこんなに疼き啼いてしまうのだろう…!?
立ち読み
「っぁ、……っあ、ああ……っく、あぁ……っあ……」
  ただ快感を感じること以外に何もできなかった。賢一のものが中が動くたびに、純粋な快感が背筋を貫く。ただ突かれるがままに声を上げ、身をよじり、唇を噛んで全身に襲いかかる快感に耐えるしかない。
  友康の体勢を支えるように、賢一の手が胸元に回った。
  尖っている乳首をつままれただけで、そこから粘膜まで痺れが走った。しこった部分を転がされながら、深い位置まで激しくえぐられる。こんな体位だと奥まで突き立てられる感覚を、ひどく感じた。
  ――気持ち……い……っ!
  快楽で、意識が灼ききれそうになる。乳首を指で擦られているだけなのに、貫かれているそこに力がこもり、頭や足の先まで力がこもる。
  また爆発しそうになる。しかし、これで終わりではなかった。
「ぁあ……っ!」
  賢一は友康の身体を後ろから抱え上げ、そのまま自分の上に座らせるように上体を起こさせてきた。
  もう友康は自分の身体を支える力を失っていた。奥まで、深く深くねじこまれてくる性器を拒むことができずに、深くまで串刺しにされる。
「ふか……い……っ」
  あまりの快感に、身体が痺れた。肛門から唇まで全てを貫かれたような充溢感に、身じろぎもままならない。
  自分では身体をどう動かしたらいいのかわからずにいると、腰に回された賢一の腕が身体を上下に揺さぶってきた。もがくように動くたびに、襞全体を強い摩擦が突き抜けた。
  突き上げられて、のけぞった身体がビクビクと跳ねる。このまま続けられたら、自分はどうなってしまうのだろうか。
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