とこしえの微笑み
書籍紹介
永遠に蕩かされる、甘い苦悶
傲慢だが人を魅了する美しいローレンスは、死のうにも死ねない不死人だった。彼の瞳に弧愁を垣間見た当真は、慰めたい一心で、冷たい体に熱い肌を押し当て、貪欲な楔を最奥へいざない、懸命に尽した。だが彼は当真を見ようとしない。ひたすら自分を消し去ることが出来る『黄金の十字架』探しに奔走していた。望みは叶えてあげたい。でも彼が消えるのは耐えられない。当真は悩みながらもローレンスの後を追うが、彼の不死に気づいた者達が、その秘密を暴こうとして--!?
立ち読み
青い瞳は艶やかに輝き、欲望に取り込まれた彼は妖艶で、僕の快感をさらに刺激する。
僕の中でまたなにかが疼く。それは快感となり貪欲に僕を突き動かす。
「なにも考えるな。おまえは俺を素直に感じていればいい」
「ローレンス……さん」
「光政だ」
「……はい」
頷くと、彼はそっと僕の額にキスをする。
そしてゆっくりと動き始めた。
「やぁ!」
「当真……!」
「……光政さん! あぁ……っ! うっ!」
「もっと俺を感じるんだ。俺に生きていると教えてくれ!」
「あ……! あぁ……! もう……やぁ!」
彼の動きはしだいに激しくなり、力の限り僕を責めたてた。
僕はひたすら喘ぎ続け、そのうち何が何だかわからなくなっていった。
それでも彼が僕の中をえぐるよう突き入れるたびに、僕は痛みだけでなく言葉にできない快感を感じていた。痛いのに、苦しいのに、もっと滅茶苦茶にして欲しい。
貪欲な欲望が僕の中であふれ出す。
それはいつしか僕を突き動かし淫らな獣へと落としていく。
身体がバラバラになる恐怖よりも、彼に責めたてられて感じる燃えさかるような快感が欲しかった。
「あぁ……ん! うっ! あぁ……っ! もう……許して……許してください!」
口ではそう哀願しながら、僕は彼を離すまいと夢中で尻を振っていたのだ。
そして彼が雄叫びのような呻き声を上げたとき、僕は我慢できずに一気に駆け上り、彼も僕の中へ勢いよく放ったのだった。
身体の芯に注がれる彼の飛沫を感じながら、僕はゆっくりと意識を手放したのだった。
僕の中でまたなにかが疼く。それは快感となり貪欲に僕を突き動かす。
「なにも考えるな。おまえは俺を素直に感じていればいい」
「ローレンス……さん」
「光政だ」
「……はい」
頷くと、彼はそっと僕の額にキスをする。
そしてゆっくりと動き始めた。
「やぁ!」
「当真……!」
「……光政さん! あぁ……っ! うっ!」
「もっと俺を感じるんだ。俺に生きていると教えてくれ!」
「あ……! あぁ……! もう……やぁ!」
彼の動きはしだいに激しくなり、力の限り僕を責めたてた。
僕はひたすら喘ぎ続け、そのうち何が何だかわからなくなっていった。
それでも彼が僕の中をえぐるよう突き入れるたびに、僕は痛みだけでなく言葉にできない快感を感じていた。痛いのに、苦しいのに、もっと滅茶苦茶にして欲しい。
貪欲な欲望が僕の中であふれ出す。
それはいつしか僕を突き動かし淫らな獣へと落としていく。
身体がバラバラになる恐怖よりも、彼に責めたてられて感じる燃えさかるような快感が欲しかった。
「あぁ……ん! うっ! あぁ……っ! もう……許して……許してください!」
口ではそう哀願しながら、僕は彼を離すまいと夢中で尻を振っていたのだ。
そして彼が雄叫びのような呻き声を上げたとき、僕は我慢できずに一気に駆け上り、彼も僕の中へ勢いよく放ったのだった。
身体の芯に注がれる彼の飛沫を感じながら、僕はゆっくりと意識を手放したのだった。
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