跪いて愛を誓え
書籍紹介
浮気したら、殺す
探偵の広伸はかつての同級生・玲一に再会し、変わらない美貌に魅せられる。だが、玲一は冷酷なヤクザとなっていた。衝撃を受けなぜと問うが「俺と寝たら、教えてやってもいい」と、挑発的な笑みと共にくちづけられ、拒絶される。恋情を自覚した広伸は諦めきれず…。「おまえを守りたい」真っ直ぐに想いをぶつけてくる広伸。けれども玲一は、愛というものを信じられない。彼を愛おしいと思う己の想いさえも。だからこそ広伸を遠ざけようと…。愚直なまでに真摯な心を捧げ、跪いて誓う愛。
立ち読み
「あう…う、あッ、あ、そこ…ッ」
びくびくと小刻みに震えながら、腰を揺する玲一の反応に、広伸はさらに力を得た。
「ここ、快いんだろう?」
「いい…っ」
唆すように問えば、いつもの玲一からは想像もできない素直さで卑猥な言葉を返してくる。うつくしく、誇り高い男を征服している悦びが、広伸の四肢を狂おしく満たす。
抽挿のたびに、内部の粘膜が捲れ上がり紅く濡れた花襞を覗かせる。引き締まった双丘の狭間に己の欲望が出入りするのはひどく淫猥で、扇情的な眺めだった。
視覚と体感、そして精神的な昂揚があいまって、快楽が倍加する。解き放たれた獣のように広伸は激しく玲一を翻弄し、貪った。
「あっ、あ、高瀬…っ、だめ、だ…っ」
玲一が甘い嬌声を上げながら、上体を支えきれなくなってシーツに頽れる。その腰を抱え上げて結合を深め、うなじに浮かんだ汗を舐め取れば、繋がった場所がきゅうっと震えた。
貌が見たい。甘く乱れた、玲一の表情が。突き上げる欲求のまま、片脚を掬い上げる。
「ひあ…うっ、う…ッ」
玲一の体を横向きにした弾みに、濡れそぼった最奥をずるりと擦り上げてしまい、悲鳴じみた嬌声が迸った。
「……いきなりなにすんだ、ばか…っ」
「ごめん、痛かったか」
切れ長の瞳を潤ませて睨みつけてくる玲一はやはり凶暴なまでに可愛くて、ふだんは絶対見れない表情だけに顔が緩んでしまう。
「くそ…、調子に乗りやがって……」
いまいましげに吐き捨てた表情はどこか面映ゆげでもあり、息苦しいほど愛しくなる。
その感情のまま、恋人の唇を奪えば、広伸を食んだ部分がぎっちりと締め上げてくる。
びくびくと小刻みに震えながら、腰を揺する玲一の反応に、広伸はさらに力を得た。
「ここ、快いんだろう?」
「いい…っ」
唆すように問えば、いつもの玲一からは想像もできない素直さで卑猥な言葉を返してくる。うつくしく、誇り高い男を征服している悦びが、広伸の四肢を狂おしく満たす。
抽挿のたびに、内部の粘膜が捲れ上がり紅く濡れた花襞を覗かせる。引き締まった双丘の狭間に己の欲望が出入りするのはひどく淫猥で、扇情的な眺めだった。
視覚と体感、そして精神的な昂揚があいまって、快楽が倍加する。解き放たれた獣のように広伸は激しく玲一を翻弄し、貪った。
「あっ、あ、高瀬…っ、だめ、だ…っ」
玲一が甘い嬌声を上げながら、上体を支えきれなくなってシーツに頽れる。その腰を抱え上げて結合を深め、うなじに浮かんだ汗を舐め取れば、繋がった場所がきゅうっと震えた。
貌が見たい。甘く乱れた、玲一の表情が。突き上げる欲求のまま、片脚を掬い上げる。
「ひあ…うっ、う…ッ」
玲一の体を横向きにした弾みに、濡れそぼった最奥をずるりと擦り上げてしまい、悲鳴じみた嬌声が迸った。
「……いきなりなにすんだ、ばか…っ」
「ごめん、痛かったか」
切れ長の瞳を潤ませて睨みつけてくる玲一はやはり凶暴なまでに可愛くて、ふだんは絶対見れない表情だけに顔が緩んでしまう。
「くそ…、調子に乗りやがって……」
いまいましげに吐き捨てた表情はどこか面映ゆげでもあり、息苦しいほど愛しくなる。
その感情のまま、恋人の唇を奪えば、広伸を食んだ部分がぎっちりと締め上げてくる。
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