駆け引きのエクスタシー
書籍紹介
代償を伴うからこそ、ギャンブルは快感だ。
負けたら服を脱げ──。豪華客船のオーナー・藤堂との賭けに負けた、ディーラーの喬。服を取り戻す代価は、体だった。しかし喬は不感症で、ゲームにしか快感を感じない。なのに藤堂の卑猥な台詞に肌が震え、熱を孕んだものを苛められて悶えた。「四つ這いになるんだ。もっと深い愉しみを教えてやろう」初めての悦楽と感情に戸惑い、翻弄される。なぜこの男に、こんなにも感じてしまうのだろう? 藤堂の官能的な眼差しに見つめられると、胸の奥底までを愛撫されているようで…。エロティック・ゲーム
立ち読み
「ああ……っ!」
ほぐれきった後孔に、藤堂が入りこんできた。痛みはないが、彼は強引だった。硬くたくましい性器は、一気に喬を貫く。
「……っ、あ………や……」
「全部呑みこんだな」
「ああっ」
腰をきつく押しつけられ、喬は思わず声を上げる。藤堂の衣服が、剥き出しの喬の肌に当たるのがわかった。根本まで繋がってしまったせいだ。
「いやらしい襞が、ぴったりしがみついてくる。すっかり潤っているんだな。ここが、今まで乾ききっていたとは信じられない」
性器を誇示するかのように、藤堂は腰を揺さぶる。
「…や……ぁ……っ」
藤堂の性器が肉襞を擦りあげると、それだけで下腹部が熱を帯びる。痛くて、我慢しなくてはいけないはずの行為だったのに、喬の体はすっかり溶けきっていた。
「たっぷり感じさせてあげよう………」
「……ん、あ……や………っ」
毛足の長い絨毯に頬を埋め、喬は声を上げる。大粒の涙がこぼれたのは、痛みのせいじゃない。純粋な悦びが喬を貫き、狂わせようとしていた。
「……ん、く……ぅ………あ………いや、……や……」
藤堂が内側に性器を打ち付けるのに釣られて、喬は嬌声を上げる。体中のありとあらゆる場所から、体液が迸るような気がした。
「……や……あ…………ん……い…………いい……………っ」
「おまえの中は最高だよ、喬……」
満足げに微笑む藤堂は、それでも自分の欲望を追おうとはしていなかった。彼はまず喬の体を高めることを優先する。性器を優しく握りこみ、後孔を性器で穿って……。
全身を使って、愛撫する。
ほぐれきった後孔に、藤堂が入りこんできた。痛みはないが、彼は強引だった。硬くたくましい性器は、一気に喬を貫く。
「……っ、あ………や……」
「全部呑みこんだな」
「ああっ」
腰をきつく押しつけられ、喬は思わず声を上げる。藤堂の衣服が、剥き出しの喬の肌に当たるのがわかった。根本まで繋がってしまったせいだ。
「いやらしい襞が、ぴったりしがみついてくる。すっかり潤っているんだな。ここが、今まで乾ききっていたとは信じられない」
性器を誇示するかのように、藤堂は腰を揺さぶる。
「…や……ぁ……っ」
藤堂の性器が肉襞を擦りあげると、それだけで下腹部が熱を帯びる。痛くて、我慢しなくてはいけないはずの行為だったのに、喬の体はすっかり溶けきっていた。
「たっぷり感じさせてあげよう………」
「……ん、あ……や………っ」
毛足の長い絨毯に頬を埋め、喬は声を上げる。大粒の涙がこぼれたのは、痛みのせいじゃない。純粋な悦びが喬を貫き、狂わせようとしていた。
「……ん、く……ぅ………あ………いや、……や……」
藤堂が内側に性器を打ち付けるのに釣られて、喬は嬌声を上げる。体中のありとあらゆる場所から、体液が迸るような気がした。
「……や……あ…………ん……い…………いい……………っ」
「おまえの中は最高だよ、喬……」
満足げに微笑む藤堂は、それでも自分の欲望を追おうとはしていなかった。彼はまず喬の体を高めることを優先する。性器を優しく握りこみ、後孔を性器で穿って……。
全身を使って、愛撫する。
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