インモラルな契約

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本価格:586(税込)

  • 本販売日:
    2005/10/01
    電子書籍販売日:
    2007/11/09
書籍紹介

じゃあ、さっそく脱いでもらおうか

「契約を交わした以上は、どこで抱こうが俺の勝手だろう?」身体を報酬に、新鋭建築家の響誠に依頼を受けてもらう、それがIT企業の社長・北條の決断だった。リビングの床で、昼間の社長室で──年下の男の淫らな手管に啼き悶える屈辱。しかし、響誠の思わぬ優しさや建築に対する情熱に触れ、彼のことをもっと知りたいという思いが湧き起こる。そんな自分に戸惑う北條だが、淫靡な条件を突きつけた響誠の意外な本音を知り……。傲慢な情熱に揺れ動く、ミダラな契約関係。
立ち読み
「いいだろう、ここ」
  響誠が囁きながらクイクイと指を動かすと、北條自身の先端から蜜がとめどなく溢れ出した。
  刺激されるほどに力を漲らせる中心が蜜に濡れ、それが響誠の熱い塊で擦られる。北條はかつて味わったことのない快感の海で溺れそうになっていた。
「やっ……も……あああぁ……」
  ただ達することだけを望む北條は闇雲に尻を振り、より強い刺激を求めた。
「わかったよ。すぐにイかせてやるから」
  余裕たっぷりに言った響誠が、仕上げとばかりに腰を激しく動かし、尻の中に埋めた指で一点を攻め立て始めた。
「あっ……あっ……あああぁ……ん……く」
  一定のリズムで前後を攻められた北條は、いくらもせずに極まりの声を上げ、呆気なく果てた。
「あふ……」
  欲望のすべてを吐き出した北條は、小さな身震いをした。
  尻からは指が抜かれ、本来ならば北條もこれで解放感に浸れるはずだった。
  ところが、まだ達していない響誠は、脱力した北條の身体を俯せにし、尻をグイッと持ち上げた。
「なっ……」
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