最高の恋人
書籍紹介
こいつ……オレと、身体の相性がいいかも
わがままで寂しがり屋の真智が一目惚れした彼は、凛々しい顔立ちで年下とは思えないほど落ち着いていた……なのに実は小学生だって!? 時を経るごとに、大人の男へと成長する晋也。真智はその天使のような美貌で彼を虜にし、甘美なくちづけと淫らな愛撫を教えた。「……こっちも触って」 不器用な優しさと、まっすぐに自分だけを求める情熱的な愛撫が愛しかった。でも、晋也は真智の『過去』に嫉妬して──?究極の恋人育成ラブ・ストーリー
立ち読み
長い時間をかけて楽しんでから、そっと口唇を離して、顎まであふれていた唾液を拭うように、ぺろりと舐めてやる。
すると彼は、濡れた口唇のままで呆然と呟いた。
「こ、れも……人工呼吸?」
「まあね」
キスの余韻にひたっていた真智は、笑いを含んだ声で頷いてやる。
テクニックに長けた相手としかキスをしたことがなかっただけに、されるがままだった彼の反応は新鮮で、とても楽しかった。
しかも、キスには慣れていなくても口唇の感触は最高だ。
たまらなく気持ちがいい。
(こいつ……オレと、身体の相性がいいかも)
そんなことを考えて思わず、ニヤニヤと口元を緩ませていると、そう感じたのは相手も同じだったらしい。
今のキスで、すっかり息が上がってしまったまま、おずおずと訊いてくる。
「なあ……もう一回、今の人工呼吸、してもいいか?」
「ん?」
首を傾げる真智の返事も待たないで、すぐ襲いかかるように口唇が重なってきた。
すると彼は、濡れた口唇のままで呆然と呟いた。
「こ、れも……人工呼吸?」
「まあね」
キスの余韻にひたっていた真智は、笑いを含んだ声で頷いてやる。
テクニックに長けた相手としかキスをしたことがなかっただけに、されるがままだった彼の反応は新鮮で、とても楽しかった。
しかも、キスには慣れていなくても口唇の感触は最高だ。
たまらなく気持ちがいい。
(こいつ……オレと、身体の相性がいいかも)
そんなことを考えて思わず、ニヤニヤと口元を緩ませていると、そう感じたのは相手も同じだったらしい。
今のキスで、すっかり息が上がってしまったまま、おずおずと訊いてくる。
「なあ……もう一回、今の人工呼吸、してもいいか?」
「ん?」
首を傾げる真智の返事も待たないで、すぐ襲いかかるように口唇が重なってきた。
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