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くろねこ屋歳時記 弐の巻

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書籍紹介

あんたが甘えてくれると、幸せな気分になれる。

カフェくろねこ屋で、美味しい食事を手がけるコックのアマリネ。無愛想で目つきも悪いが意外にも面倒見の良い彼は、店長のヒイラギに片想いし続ける副店長・シロタエのことが気になっていた。恋人同士となったものの、素直じゃないシロタエに振り回されて……。節度あるお付き合いを続けるパティシェのタンジーと高校生エイスケなど四編の他、四コマ漫画も収録。想いが色づく歳時記をどうぞ──。
立ち読み
「プチッと切れると、あんた、自分の身体も心もどうでもよくなって、ぽーんと投げ捨てるような無茶しそうだから。……お、俺はいつだってキャッチする覚悟でいるけどよ。俺に受け止められてあんたがハッピーかどうかは、全然別の問題だろが」
あくまでもシロタエを大事にしようとするアマリネの言い様に、シロタエの整った顔が、一瞬泣きそうに歪む。
「な……何言っちゃってんのさ。ったく」
だが強いプライドで涙を押しとどめたシロタエは、空いている手でアマリネのごわごわした髪をぐいと引っ張った。
「痛ッ!」
「キュンと来たって言ったじゃない。未だかつてなくお前がいい男に見えてんだから、素直にキスされときなよ。……ってか、迷惑ならやめるけど?」
「…………なわけ、ねえだろが!」
押し殺した声で返事をするなり、アマリネはシロタエに噛みつくようなキスを返す。
「……っ」
同時に息が詰まるほど抱き締められて、シロタエは驚きに目を見張った。
しかし、やがてアマリネの胸ぐらを掴んでいたシロタエの手は、未だかつてない優しさでアマリネのうなじに回された。
ほんの数ミリ唇を離して、シロタエは吐息混じりに囁く。
「ふふ。やだな。初めて、マリに抱かれてもいいかなって思っちゃった」
「!」
「うわッ」
ところがロマンチックな口説き文句の直後に、シロタエは驚きの声を上げる羽目になった。
突然の甘い発言に仰天したアマリネが、文字通り腰を抜かして、厨房の床に尻餅をついたのだ。当然、抱き締められたままのシロタエも、アマリネに乗り上げる形で体勢を崩す。
「な……な、な、唐突に何言って……あんた……」
シロタエの腰を抱いたまま金魚のように口をパクパクさせ、景気の悪い顔を赤くしたり青くしたりしているアマリネの動揺っぷりに、シロタエの顔に苦笑が広がっていく。
「……あーあ……。やっぱ前言撤回。僕をその気にさせるつもりなら、もうちょっと頑張って」
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