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転げ落ちた先に

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書籍紹介

俺だけの女王様でいてください。

全裸で、抱かれた痕跡を残す身体──酔い潰れて目覚めた翌朝、鈴木は愕然とした。かつては美貌と才能で女王様扱いされていた。けれど身体を壊して、すっかり面変わり。身の回りにも無頓着に過ごす自分に、今更欲情する男などいないはずだった。その部屋の主・渥美は新任の上司で、有能な男前。なんで俺!? と真意が分からずにいたが、以来、強引ながらも甲斐甲斐しく構われて……。
立ち読み
 唐突に目を覚ます。
俺は寝汚い方だが、寝覚めは悪くない。久しぶりに呑んだ酒は、俺に心地よい眠りを提供してくれたようだ。
と言っても、さんさんと差し込んでくる光の具合から、どう見ても、昼過ぎがいいところだと感じた。
とりあえず、課から浮きまくっている俺を、誰かが介抱してくれたのは確かだ。
清潔そうな白い天井。寝心地のいい、良いマットレスのベッド。ごろりと寝返りを打つと、股を何かどろりとしたものが伝う。
違和感の正体に気付いて、俺はがばっと身を起こした。
その途端に、その滑りのある液体が、大量に股を伝い落ちる。
もう間違いなかった。
「信じらんねぇ!」
この俺の、この鶏がらみたいな身体に、欲情するアホがいたとは。しかも、同じ課の中に!
確かに、夕べ俺はしたたかに酔っていた。だが、あの状況で誰か知らない相手についていくなんてあり得ない話だ。駅前の居酒屋だし、半数が一緒に独身寮に帰る連中なら、絶対に一緒にタクシーに相乗りする。どんなに相手が気に入らなくとも、明日からも同じ課で働くなら、知らない人間に連れ去られるのを見ている訳がない。放っておく方が、後で面倒になるからだ。
「起きたか?」
キッチンらしい方角から覗いた顔に向かって、キレた俺は枕を投げつける。
「手前ぇ、中出ししやがったな!」
よく売っている半そばの安い奴じゃなく、たっぷりとそば殻の入った実用的な重い枕が、そいつの顔面にクリーンヒットした。
「ぶッ…ッ!」
「いくら抜くにしたって、ゴムつけるくらいの常識は持てよ!」
「最初の文句がそれか。間違ってないか?」
枕を外したそいつの顔を、俺はまじまじと見つめてしまう。いや、まさか、いくら何でも……。
「渥美、課長?」
目の前に立っているのは、苦みばしったオトコマエな面。この一週間で見慣れた渥美新課長の顔だ。
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