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不埒なおとこのこ

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書籍紹介

俺の舌、かみかみしたの覚えてない?

官能小説編集者の鈴浦は、ホテルで目覚めて愕然とした。全裸であらぬところが痛い、そして隣には年下の小説家・柊が寝てる!? 彼の背中に縋って揺すぶられた記憶に蓋をして、なかったことにしたい鈴浦だったが、その素っ気ない態度にしょんぼりする柊に罪悪感が募る。おまけに無邪気なのか確信犯なのか分からない、意味深な彼の言動に翻弄され、不覚にもときめいてしまい……。
立ち読み
「俺ね、ずっと考えてたんです。今も」
「……なにがですか?」
「このまま鈴浦さんと会えないのやだなって……俺、鈴浦さんのこと、気になってるんだけど」
けど、という言葉で終わられたせいか、なんだか状況が把握できなくて、鈴浦は固まった。
──ごめんなさい。まったく言っている意味がわからない。気になってるって、なんだ? この子、なにを言ってんだ?
反応できずにいると、しゃがんだままの柊が、子供のように鈴浦のスラックスをきゅっと抓んだ。
先日は、女性経験のない自分などよりよっぽど大人の雄らしい姿を鈴浦に見せつけたというのに、今の彼はまるで頼りない子供のようだった。
そんなギャップに戸惑い、その幼い様子にキリキリと痛み出した良心に、鈴浦は冷や汗をかく。
「……ぜ、前途ある若者に、その……申し訳ないことを……」
うにゃうにゃと詫びると、柊は「え」と声を上げた。
「え? なんで鈴浦さんが謝るの? 酔っ払ってる鈴浦さん抱いたの、俺なのに」
「ちょ、わー! ここ職場だから!」
とんでもないことを言いだした口を慌てて塞ぐと、柊はきょとんと大きな目を丸くした。
そうして、口を塞いでいる鈴浦の手首を掴む。慌てて振り払おうとしたが、しっかと握られていて解けず、鈴浦は恐慌した。
「あの、本当にもう、なんとお詫びをしたら……」
「謝ってほしかったんじゃないんですけど」
「ええと……じゃあ俺はなにをすれば」
金は社会人なのでそこそこあるが、たかられるほどは持っていない。
顔面蒼白な鈴浦に、柊はぷっと吹き出した。
「やだな、なんでそっち行っちゃうんですか。俺そんな怖いですか? 傷つくなあ」
言いながら、柊は鈴浦の手を更に引っ張った。
「そうじゃなくて、『好きになってもいいですか』って訊いてるつもりなんだけど」
「……は?」
小首を傾げて笑う、大変容貌の整った年下の男の発言に、鈴浦は目を瞬かせる。
これがジェネレーションギャップか、と年の差のせいにしてみようとしたが、頭のどこかでそういうことではないと別の自分がツッコミを入れる。
無言で焦っていると、柊がくすりと笑った。
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