ラブ・ブラッド
―テンペストの到来―
書籍紹介
飢えには逆らえない――
黑諏家に居候することになった杏理は、善神の眷属クルースニク――蠱惑的な両性具有で、生き血と男の精により飢えを癒す存在であった。悪神の眷属クドラクを征する使命をおび、狙われやすい特別な血脈である黑諏家の三兄弟を守るためにやって来たのだ。だが、月齢に影響される体は飢えを覚え始める。長男イシュトに体の秘密を知られてしまうと、貪婪な性欲は抑えきれず……。
立ち読み
「杏理クン、オッパイ、揉んでいい?」
「ダメだよっ、イヤだッ……ダメ、やめて……ッ」
「可愛いオッパイだね」
「イヤだって言ってるのに……ッ!」
どうやらイシュトはサドっけがあるらしいと、杏理はこのときになって気づいた。ダメとかイヤとか言うと、手を引くどころかむしろ愉しげになって、行為が激しさを増す。
杏理の薄胸は粘土のように、イシュトの手の中でグニャグニャと捏ね回された。
「いたッ……痛いよッ、そんなに乱暴にしないで、優しくしてくれ……っ」
「優しくするなら揉んでもいいの?」
「……うぅ……ッ……」
もはや進退窮まった杏理は、どうしようもなくなって涙目で頷いた。
咲き初めの乳房はまだ未熟で、強く揉まれると本当に痛い。しかし優しくされれば、そこは快楽の奔流を生む泉の一つとなるのを杏理も自覚していた。
「アッ……あん、あッ」
「気持ちイイ?」
「……ぅう……ッ」
乳首をつねられ、杏理は頷く。
押しつぶされ、ワインにされる葡萄のようにひねられて囓られて吸われた白い乳房は、全体がピンク色に上気して固くふくらんだ。イシュトはその小さすぎる乳房をたっぷりと寄せては押しつぶし、また捏ね上げるようにして隆起させては、固く尖った先端を思うさましゃぶって味わった。
「ああ、可愛いよ、杏理クン、もうたまらない、イッちゃいそうだ」
「ダメだよっ、イヤだッ……ダメ、やめて……ッ」
「可愛いオッパイだね」
「イヤだって言ってるのに……ッ!」
どうやらイシュトはサドっけがあるらしいと、杏理はこのときになって気づいた。ダメとかイヤとか言うと、手を引くどころかむしろ愉しげになって、行為が激しさを増す。
杏理の薄胸は粘土のように、イシュトの手の中でグニャグニャと捏ね回された。
「いたッ……痛いよッ、そんなに乱暴にしないで、優しくしてくれ……っ」
「優しくするなら揉んでもいいの?」
「……うぅ……ッ……」
もはや進退窮まった杏理は、どうしようもなくなって涙目で頷いた。
咲き初めの乳房はまだ未熟で、強く揉まれると本当に痛い。しかし優しくされれば、そこは快楽の奔流を生む泉の一つとなるのを杏理も自覚していた。
「アッ……あん、あッ」
「気持ちイイ?」
「……ぅう……ッ」
乳首をつねられ、杏理は頷く。
押しつぶされ、ワインにされる葡萄のようにひねられて囓られて吸われた白い乳房は、全体がピンク色に上気して固くふくらんだ。イシュトはその小さすぎる乳房をたっぷりと寄せては押しつぶし、また捏ね上げるようにして隆起させては、固く尖った先端を思うさましゃぶって味わった。
「ああ、可愛いよ、杏理クン、もうたまらない、イッちゃいそうだ」
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