恋するドラゴンハート
書籍紹介
無垢でセンシュアル、ただひとつの愛しい宝石
志乃滝勇気と弟が住む古ぼけた洋館に、雷と共に落ちてきた美貌の不審者、ルカ。王子様のような気品と無邪気なほどの非常識。どうやら人智を超えた高貴で尊いいきもの…らしい…? 謎だらけのルカは、蜜の囁きと甘い毒にも似たくちづけや愛撫で勇気を喘がせる。だが勇気は享楽も真摯な愛情も否定する。彼は、ある哀しみを抱いて必死に何かを護っているのだ。その哀しみが更なる事件となり勇気を襲った時、ルカは奇跡の─!? ここ、から。信じられない恋が始まる!!
立ち読み
他人の愛撫がこんなに感じるものだと、勇気は今まで知らなかった。
彼はルカの胸に顔を押しつけたまま、低く小さな声で喘ぐ。
雄からはとろとろと先走りがあふれ出し、ルカの愛撫で淫靡な音を響かせている。
「ルカ……もっと強くしてくれないと……俺……っ」
体内で渦巻く熱を放出して楽になりたい。
勇気は必死の思いでルカにねだる。
「もう少し、勇気の感触を味わいたい」
「そんな……っ、俺我慢できない……っ……ルカ、ルキウス……もうダメだって……っ!」
「もっと私の名前を呼んでくれ」
「ルキウス……もう許してくれ。誰かに触られるのは初めてなんだ……だからもう……っ」
恥ずかしくてたまらないのに、さっきから腰が揺れて止まらない。
勇気は激しい快感にどうしていいから分からず、自分を焦らしている相手の名前を呼び、哀願した。
「愛しい君。最初はこれくらいにしてあげよう。だが、次はもう少し耐えてくれ」
ルカは勇気の髪にキスをして、彼を解放する。
「───────っ!」
勇気は唇を噛み締めて体を震わせ、ルカの手の中に勢いよく射精した。
ルカは熱い迸りを満足そうに見つめ、再び勇気の髪にキスをする。
「声を抑えなくてもいいだろうに」
「あ、あ……?」
勇気にルカの声は聞こえていない。
達したというのに、彼の体は未だ甘い熱に侵されていた。
その証拠に、勇気の雄は萎える気配を見せない。
彼はルカの胸に顔を押しつけたまま、低く小さな声で喘ぐ。
雄からはとろとろと先走りがあふれ出し、ルカの愛撫で淫靡な音を響かせている。
「ルカ……もっと強くしてくれないと……俺……っ」
体内で渦巻く熱を放出して楽になりたい。
勇気は必死の思いでルカにねだる。
「もう少し、勇気の感触を味わいたい」
「そんな……っ、俺我慢できない……っ……ルカ、ルキウス……もうダメだって……っ!」
「もっと私の名前を呼んでくれ」
「ルキウス……もう許してくれ。誰かに触られるのは初めてなんだ……だからもう……っ」
恥ずかしくてたまらないのに、さっきから腰が揺れて止まらない。
勇気は激しい快感にどうしていいから分からず、自分を焦らしている相手の名前を呼び、哀願した。
「愛しい君。最初はこれくらいにしてあげよう。だが、次はもう少し耐えてくれ」
ルカは勇気の髪にキスをして、彼を解放する。
「───────っ!」
勇気は唇を噛み締めて体を震わせ、ルカの手の中に勢いよく射精した。
ルカは熱い迸りを満足そうに見つめ、再び勇気の髪にキスをする。
「声を抑えなくてもいいだろうに」
「あ、あ……?」
勇気にルカの声は聞こえていない。
達したというのに、彼の体は未だ甘い熱に侵されていた。
その証拠に、勇気の雄は萎える気配を見せない。
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