アナタのくれる簡単な答え

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- 本販売日:
- 2007/03/25
- ISBN:
- 978-4-8296-5468-2
書籍紹介
俺を断るなら、死ぬほど抵抗しな
男ばかりに告白され、うんざりしていた大学生の桑原は、隣に越してきた男・阿部の世話をすることになった。憧れのウェブデザイナーだという阿部は、生活面ではだらしがないものの、才能もあり仕事もでき、桑原の悩みも理解してくれる大人な男だ。桑原はそんな彼に心酔していくが、突然豹変した阿部に告白され、押し倒されてしまった。阿部だけは違うと信じていた桑原は裏切られたと落ちこむが、それでも彼が気になってしまい…。
立ち読み
「さっきのにもう一つ付け加えるよ。お前の色っぽいところも好きだ」
指が、身体の中に入ろうとする。
そんなトコにどうしてと思う間もなく、先が入りこみ、入口近くの肉を弄ぶ。
「や…」
下腹が熱を帯びて、たまらない。
呼吸をする度に、神経が過敏になる。
自分の先が濡れてきたのがわかったけれど、それが自分から溢れ出たものなのか、彼の唾液なのかまではわからなかった。
俺は、こんなに快楽に弱い人間だったんだろうか? 自分を強姦している男への腹立たしさよりも、応えてしまう自分の身体が情けなかった。
「気持ちいいか?」
気持ちいい。
もうすっかり勃ち上がってしまったモノは、抵抗するよりも早くフィニッシュをと望んでいる。
けれどそれを肯定はしたくなかった。してしまったら、何かが終わるような気がして。
「やだ…」
指がどんどん奥へ入りこんでくる。
異物感に鳥肌が立ち、気持ち悪かった。けれど一番快感に近い場所が同時に愛撫されてるから、萎えてしまうようなことはない。
そうしている間に、その気持ち悪さは微妙に別なものに変化していた。
俺が快感に身を捩るのに合わせて指が動くから、まるで指の動きがイイと思ってるような錯覚に陥ってしまう。
「あ…」
ダメだ…。
指が、身体の中に入ろうとする。
そんなトコにどうしてと思う間もなく、先が入りこみ、入口近くの肉を弄ぶ。
「や…」
下腹が熱を帯びて、たまらない。
呼吸をする度に、神経が過敏になる。
自分の先が濡れてきたのがわかったけれど、それが自分から溢れ出たものなのか、彼の唾液なのかまではわからなかった。
俺は、こんなに快楽に弱い人間だったんだろうか? 自分を強姦している男への腹立たしさよりも、応えてしまう自分の身体が情けなかった。
「気持ちいいか?」
気持ちいい。
もうすっかり勃ち上がってしまったモノは、抵抗するよりも早くフィニッシュをと望んでいる。
けれどそれを肯定はしたくなかった。してしまったら、何かが終わるような気がして。
「やだ…」
指がどんどん奥へ入りこんでくる。
異物感に鳥肌が立ち、気持ち悪かった。けれど一番快感に近い場所が同時に愛撫されてるから、萎えてしまうようなことはない。
そうしている間に、その気持ち悪さは微妙に別なものに変化していた。
俺が快感に身を捩るのに合わせて指が動くから、まるで指の動きがイイと思ってるような錯覚に陥ってしまう。
「あ…」
ダメだ…。
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