天使の耳
書籍紹介
耳を撫でられ、舐められ、熱くなる――
交通事故に遭い病院の一室で目覚めた明里は、加害者の男――倉澤の面会を受ける。音楽ディレクターだという倉澤は、大人で包容力もあり、明里を特別に大切にしてくれる。そんな倉澤に、明里は徐々に心を独占されていく。そしてある夜、明里は倉澤に抱かれるが、抱かれていながら倉澤を遠く感じた。明里が思うようには、倉澤は明里のことを愛していないのかもしれない。倉澤が真に愛していたものは…。
立ち読み
「明里……」
びしょびしょになった耳に、びろうどのような声が滲み渡る。
名前を呼ばれ、明里の身体はまた熱くなった。
「可愛いよ……もっと感じて――声を出して……」
「ん……あ、ああ、あ……っ、んん」
囁かれ、性器をいじられながら明里は上り詰めてゆく。
と同時に、倉澤のそこも昂ぶってくる。
先端が濡れ、樹液が明里の腿に伝う。ぬるぬるする足の内側に、倉澤が自身を擦りつけた。
「あ……ん……っ」
その刹那、高い声を放ち明里は二度目に自分を解き放った。
ほぼ同時に、倉澤も達したらしい。明里の耳に当てられていた歯が、一瞬勁くそこを噛む。
びしょびしょになった耳に、びろうどのような声が滲み渡る。
名前を呼ばれ、明里の身体はまた熱くなった。
「可愛いよ……もっと感じて――声を出して……」
「ん……あ、ああ、あ……っ、んん」
囁かれ、性器をいじられながら明里は上り詰めてゆく。
と同時に、倉澤のそこも昂ぶってくる。
先端が濡れ、樹液が明里の腿に伝う。ぬるぬるする足の内側に、倉澤が自身を擦りつけた。
「あ……ん……っ」
その刹那、高い声を放ち明里は二度目に自分を解き放った。
ほぼ同時に、倉澤も達したらしい。明里の耳に当てられていた歯が、一瞬勁くそこを噛む。
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