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プランタン出版 TOP>くちびるを濡らす恋の雫
偶然の再会。逢いたかった!けど、遭いたくなかった? だって今の自分の生き方を決めた、忘れられない男だったのだ!! テキトーに要領のいい聡は、高校時代に一方的に知っていた堅物の蔵元の息子、四條と専門学校で親友に。四條の真っすぐさが煩くて、大好きだった。卒業の夜、獣じみた慾情で日本酒の芳醇な匂いの唇を舐め噛みそして…! あの時の陶酔も熱も衝撃も落胆も消化されないのに、男前に磨きがかかった四條はムカつくほど爽やかだ。だが四條にも内緒事が……。
意地っぱり★★★★★ オトナの男★★★★★
| 発行年月 | 2007年08月発売 | ||||
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| 定価 |
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関連リンク
四條春海 [攻め]
学生時代、聡をうるさく、でも真摯に諭した堅物。実家の有名蔵元の営業担当をしているが、酒のよしあしがわからないのが密かなトラウマ。
佐々木聡 [受け]
春海に飲ませてもらった吟醸酒が忘れられず、小さな飲み屋を営む。春海と再会し、別れ際にくちづけを交わしてしまい、恋愛感情に気づく!?
「聡」
四條が掠れた声で顎を撫でる。知らず嫌がる身体を腕に搦め捕られ、逃げることを許されず肩を引き寄せられた。間近で見ると、堪えている色が強く見える。からかうために唇の端にふっと息を吹きかけ、ぐっと腰骨を掴む逆襲にぎゅっと目を閉じた。砕けて弛む隙を待ちかまえていたかのようにゆっくりと這い進んでくる太さ。押し上げられる内臓が悲鳴を上げ、身体の中を手で鷲づかみされるような感覚が胸元にまでせり上がってくる。
「イッ、ん、ん…っ」
「熱い、な」
「熱いのは、こっちだって……クソ、い……ッ、ん」
熱いのは自分の方だ。でも逃げられない。身体を引き裂く熱い塊は逃げ出すには熱すぎ、痛みで押しのけるには―――熱すぎる。ずくずくと疼く股間は、痛みを快楽を取り違えたかのようにいきり立っていた。
尻にこそばゆい感触を感じ、根本まで収まったのだと息を吐く。圧迫感はつらいが、なのにまるで収まるところに収まったような充足感があった。
そのまま動きを止め、胸に落とされる唇を甘く受け止める。早い鼓動を刻む左の胸に空くことなく口付けを繰り返され、そんなことをされていたら一向に鼓動は鎮まらないと髪を掴んで口許に引き寄せた。
埋め込まれた下肢が熱さと硬さに熟れて、もどかしいと訴えていた。ひくり、ひくりと無意識の震えで四條の性器を締め上げるたびに、鼓動も跳ね上がっている。これでずるずると動かされたらどんなに痛くてどんなにイイだろうか。想像するだけで抜いてほしいような、してほしいような、快楽と防衛本能がせめぎ合う。
ただまあ、自分が突っ込んでいる方なら迷わず犯すだろう。
わかってしまう同性というのもあまりよくないなと思いながらも、そんな理性は比率からいえば脳の一パーセントを占めるだけで、残りの九十九パーセントはそうあることを望んでいる。身体の方は意志を離れ、、もっと端的に本能のままに四條のものを締め上げていた。