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プランタン出版 TOP>愛犬生活
大型ワンコ系高校生・千里と一緒に暮らすことになった一弥は、嬉しそうに尽くしてくれる彼と過ごすうちに、惹かれていく自分を否定できなくなっていく。しかし、千里が男の自分を好きになることはないと知る。それでも千里を幸せにしてやりたい。一弥は金銭事情で千里が諦めている大学進学を実現させようと、彼の父親に抱かれ、資金を出してもらうという条件を呑んだが……。
けなげ★★★★★ 甘々★★★★
| 発行年月 | 2010年05月発売 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 定価 |
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関連リンク
宇田川千里[攻め]
失踪中の父の代わりにスナックで働く19歳。派手な見た目とは裏腹に、人懐こく明るい性格で一弥の近くにいようとする。
阿知良一弥[受け]
百貨店に勤めるサラリーマン。25歳。初対面のはずの千里に懐かれ驚くも、目が離せなくなってしまい…。
「千里、一時の衝動に身を任せても、おまえが後悔するだけだぞ」
なるべく静かな声で説得しにかかる。しかし、千里は頑なに首を左右に振った。
「そんな言葉、聞きたくない。言い方を変えます。――やらせろよ――」
「っ!」
直截な表現に度肝を抜かれた。
息を呑んだ俺の一瞬の隙を狙って、千里が俺を畳の上に押し倒した。
穏やかで、のんびりしていて、温厚な普段の千里からはとても想像できない、俊敏で乱暴な振る舞いだった。
例えるなら、雑種と思っていた大人しい飼い犬が、実は狼だったとわからされたような。そんな感覚だった。
千里は俺の太腿の上に乗り上げると、まるで引き裂くように強引にカットソーをめくり上げ、現れた肌に手を這わせた。
「や、やめろって!」
抵抗しようとのけぞった胸。突端の淡く茶色に色づいた箇所を、千里の指が捕らえる。
「――あっ!」
その瞬間、雷に打たれたかのような快感が全身を駆け巡った。
万里さんに触られた時なんか、比べ物にならない。
俺は、自分がどれほど千里のことを好きなのか思い知らされた気分だった。
彼女とのセックスで、一瞬でこんなに感じたことはなかった。
触る方と触られる方という違いはあったにせよ、そんなことでは説明のつかない何かがあった。
千里は俺のために用意された、最高のセックスの相手なのだと、心と体、いや魂で理解させられた気分だった。
「あ、あぁ……っ」
声がもれる。肌が震える。血液が股間に集まっている。
千里は俺の反応を見て、残虐な笑みを浮かべた。
「なんだ。一弥さんは、誰でもいいんじゃないか。もしかして、大学時代ずっとつきあってた彼女はカモフラージュで、本当はこっちの人だったの?」
「違う。違う!」
首を左右に振って抵抗するが、千里の指が乳首の上をさ迷うだけで、全身から力が抜けていった。
抵抗する意味がわからない、と体が訴えていた。
好きな人と抱き合って、こんなに気持ちいいのに、どうして抗う必要がある? と。
「でもダメだ。ダメなんだ」
荒い呼吸を繰り返しながらつぶやくと、千里の顔が胸元に落ち、躊躇なくそれを口に含んだ。