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プランタン出版 TOP>愛は執淫の闇に啼き
新月の日、発情する体。奇妙な体質を持つ一族の当主・秀士は、自分が幼い頃から従者を務める透に、淡い想いを抱いていた。だが、彼が望む道を諦め、やむなく自分に仕えていること、そして「従者」とは発情した当主の体を慰める為の存在であることを知る。透の未来を奪った上、汚れた役割を押しつけるわけにはいかない。絶望の中、透を従者の任から解放するため、距離をおこうとするが…。
下克上★★★★★ 純愛★★★★★
| 発行年月 | 2010年03月発売 | ||||
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| 定価 |
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関連リンク
真原透[攻め]
代々、朔久原家の当主に仕える一族の一人。体の弱い秀士のサポート的存在。依存しあう朔久原家と真原家の関係を否定する秀士との間に確執が生まれるが…。
朔久原秀士[受け]
「新月の日に発情し、交わった相手に幸運を与える」不思議な力を持つ一族の当主。「従者」の存在を受け入れられず透を拒むが、彼への想いを抑えきれず苦悩する。
「力を抜いていてください」
(はいって……くる。透さんが、僕の中に……)
後孔を押すようなゆっくりとした動きで、熱棒が襞を広げた、
「う……うっ、くっ」
「ここが過ぎれば楽になりますから」
痛みに顔を歪めた秀士に、今しばらく我慢してくださいと言い、一番太い部分を含ませる。
時間をかなりかけて、透のすべてを呑み込まされた。
想像以上にそれは苦しく、強い圧迫感と痛みがある。
けれど、
「と……るさん」
自分の中に透がいるということが、泣きたくなるほどの何かを運んできた。それが愛おしいという気持ちであることを自覚すると、悲しさも一緒に覚える。
透はこんなことを望んでいない。これは義務で仕方なくしているのだと心にくさびを打ち込む。けれど……。
(僕の中に透さんがいる……)
そう思っただけで嬉しさの方が勝ってしまう。
(これは今だけの、一度だけの悦びとして、許してください)
心の中で、自分に言い訳をする。
「痛い?」
再度問われて、また首を振る。
本当はすごく痛い。
後孔の入口は引き攣り、奥は強い圧迫感で息が止まりそうだ。でも、この苦しさがなかったら、矯声を上げて悶えてしまっただろう。
そのくらい、強い快感もあった。