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プランタン出版 TOP>夜籠花嫁
淫乱。涙と愛蜜にまみれひくつく弓槻を責め立て、高智は冷酷に囁く。かつて、幾久しく愛しいと熱く口づけた、甘い唇で─。国が変わろうとした時代。理不尽で凄惨な幽閉生活の中、藩主の最後の嫡子、高智は弓槻だけを見つめて生きていた。弓槻も、家臣以上の真心と無垢な体の全てで高智へ仕えた。だが突然、弓槻は高智を裏切り出奔する! 数年後、二人は男娼と娼館主として再会するが、弓槻は高智など知らぬと言い張り、激昂した高智に!? 愛情も憎しみさえも燃え上がるただひとつの、恋。
エロ★★★★★ 束縛★★★★★
| 発行年月 | 2008年09月発売 | ||||
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| 定価 |
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関連リンク
汐見高智[攻め]
藩内の抗争に巻き込まれ、過酷な少年時代を過ごす。弓槻の「裏切り」に絶望し、狂気じみた陵辱を繰り返す一方で、彼を信じたいという心を捨てられず…
梁井弓槻[受け]
自分に依存し、心を閉ざし続ける高智に心を痛め、かつては別離を選んだ。男娼に身を堕とした後、高智と再会し、荒み切った高智の心を救うためある決意をするが…
「……いきたいのか?」
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「は……い……」
啜り泣くように呟いて、弓槻は大きく頷く。
「じゃあ、俺を欲しがれ」
傲慢でいて、どこか甘えているような声で、高智は囁いた。
「俺の名前を呼びながら自分を慰めて、腰を揺すって、中のものをを締めつけろよ。乳首は弄っていてやるから。おまえは、乳首が好きだろう?」
「な……っ」
弓槻は絶句する。
命令はあまりにも淫らで、恥ずかしいものだった。
「……そんな、できな……い……」
「しないなら、ずっとこのままだ。俺は、こうしているだけで満足だしな」
「ああっ!」
乳首を捻りあげられて、弓槻は大きくのけ反る。
びくん、びくん、と腰が大きく痙攣し、跳ねてしまった。
──耐えられない……。
弓槻は目を閉じる。
高智の姿を見ていられなくなったのだ。
高智は、じっと弓槻を見下ろしていた。だが、気まぐれのように乳首を摘みあげ、くにくにと揉んでくる。
それだけで、弓槻は泣きむせんだ。
高智の言葉どおり、そこは弱い場所なのだ。
「……っ」
彼の命令に屈するしか、楽になるすべはない。
とうとう、陥落する。
弓槻は震える指先で、自分の欲望を包みこんだ。熱く濡れたものを軽く扱くと、体の奥のほうから引き絞るような感覚が走る。
それに合わせるように、高智とつながったままの腰を揺する。
「ん、あ……ああっ、や……いや……こんな、はずか……し……い…」
涙をこぼしながら、弓槻はあられもない媚態を高智にさらけだす。
そんな態度が彼を煽ってしまうのだと、冷静に判断することなんて、もうできなくなっていた。