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プランタン出版 TOP>うそつきは恋泥棒の始まり
超ビンボーな大輔は、学校の有名人でちょっと変わった伊織先輩と急接近。そんな時、伊織を信用するなという忠告を受けて……?
いじわる★★★★ メロメロ★★★★
| 発行年月 | 2001年01月発売 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 定価 |
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関連リンク
逢坂大輔[受け]
翠ヶ浜高校に通う超ビンボーな高校生。バイトを掛け持ちしつつ、奨学金を得るために、勉強にも励まなくてはならない多忙な日々を送っている。
小石川伊織[攻め]
校内で知らぬ者はいない翠ヶ浜高校の超有名人。超美形で、成績優秀、自ら創設した茶道部はファンクラブと化している。
「ようこそ、大輔君」
大輔の家がすっぽり収まってしまいそうな玄関に入ると、伊織が相変わらず綺麗な立ち姿で大輔を迎えてくれた。慌てて挨拶しようとした大輔だったが、伊織が浴衣姿なのに気付き、ぼんやりと見とれてしまう。初めて見た伊織の和装は、息が止まるくらいに綺麗で見事だった。
「伊織……先輩、ですよね」
「──ああ、この格好ですか? すみません。夜の稽古があったものですから、先にお風呂を頂いて、着替えてしまったんです」
伊織は柔和に微笑んで、大輔のスリッパを用意してくれた。大輔は胸の鼓動に気付かれないように、必死で平静を保とうとした。
「えと、お、お邪魔します」
「はい、どうぞ」
伊織は何がおかしいのか、大輔を見ながらくすくす笑ってそういうと、玄関の三和土で静かに控えていた榊に視線をやる。
「──榊。さっきから色々悪いけど、大輔君の分も用意しておいてくれ」
「はい、兄様」
榊は兄譲りの笑顔で頷くと、早足で廊下の奥へと消えていってしまった。伊織はそれを見やってから大輔に向き直り、両手で大輔の頬をくるんできた。突然のことに、大輔は思わず息を呑む。
「頬が冷たいですね。外は寒かったでしょう?」