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書籍紹介

ああ、可愛い俺の嫁……。たまらん、抱きしめたい!

弁当店の浅緋は、お客の黒崎が気になる。背も高く格好いいのになんだか挙動不審で、そのギャップが可愛く思えてしまうのだ。ある日、思いがけず黒崎への想いを自覚した浅緋は、彼がゲイで恋人でなくても体を重ねると知り、つい「俺でもいいじゃん」と誘ってしまう。なのに羞恥と混乱で泣き、逃げ出してしまった。傷ついたような黒崎の表情に、どうしていいか分からなくて……。
立ち読み
「んっ……ぁ!」
  とろりと、先端から体液が零れる。それを絞るようにゆるゆると扱きあげられて、浅緋は首を振った。
「やだ……」
  知らない。
  こんなのは知らない。
  自分の体がどうなるのかわからない。黒崎が怖い。どうしたら、許してくれるのだろう。
  そんな考えにとらわれて、浅緋は子供のようにしゃくりあげた。
「ひっ……ぅ、ううー……」
  黒崎の肩口に顔をうずめてめそめそと泣いていると、いつの間にか、蹂躙していた手が離れていた。
  え、と顔を上げると、黒崎は乱れた浅緋の衣服をきちんと整えてくれた。
  すっかりと情事の雰囲気を払拭させたあと、黒崎がふっと息を吐いた。
「……もうしないから、泣かないで」
  親指の腹で、黒崎が浅緋の眼元を拭う。
  安堵で余計涙が零れて、黒崎が苦笑した。
「ひどいよ、浅緋くん」
「え……」
「俺は、君に好きになって欲しかった。好きになってくれたら、君と両想いになったら――君を大事にしたかったよ」
  穏やかな声音で、けれど微かに責めるように黒崎が言う。
「……焦るつもりなんてなかったし、君が笑っていてくれるなら、手なんて出すつもりなかったんだ」
  大事にしたかった、と黒崎が繰り返す。
「大事にしたかったのに……なのに、なんで俺にひどいことさせようとするの」
「……黒崎さん」
「ひどいよ、浅緋くん」
  項垂れたその姿に、浅緋は無意識に後ずさる。
  黒崎が、傷ついたような表情をするのに、浅緋は混乱して立ち上がった。
「ちが、あの、俺……ごめんなさい!」
  ブルゾンを掴んで、浅緋は黒崎の家を飛び出す。
  浅緋だって、傷つけるつもりはなかった。ただ、黒崎に触ってほしかっただけで。
  でもわかっていなかったの自分で、自分の未熟さが黒崎を傷つけたというのもよくわかっていた。
「ごめんなさい……」
  嫌いにならないで。
  彼の思いやりを踏みにじっておいて、今更そんなことを言えるはずもない。
  それはあまりに勝手すぎる。
  どうしよう、と繰り返しながら、浅緋は自宅に向かって走り出した。
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