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幸せのデセール

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書籍紹介

大人だって、不器用な恋をする――

会社社長・鷺宮栄利の家に料理人として出張した隆治は、突然体の関係を持ちかけられる。セフレが複数いる男なんてごめんだと断るが、栄利はなぜか「君をもっと知りたい」と言って迫ってきた!  それ以来、的はずれながらも懸命にアプローチしてくる栄利の様子に、隆治も愛しさを覚えていく。そこへ、隆治に未練のある元彼が現れ、別れたなんて認めてないと言い始めて――!?
立ち読み
「……エリ……?」
  躊躇いがちに問いかけるが、栄利は返事をくれない。触れた頬の肌触りを確かめるように、そこをそっと撫でてくるだけだ。
  栄利の手を振り払うことは簡単だったが、隆治の手は動かなかった。すると、栄利がようやく口を開く。
「……隆治……」
  熱のこもった声で名前を呼ぶ栄利に、隆治の心臓が大きく跳ね上がる。友人に対して覚える心音ではないことを感じつつも、高鳴りを止めることはできない。
  互いに名前を呼んだまま言葉もないこの場の空気に、隆治は甘ったるい気分と、それとは真逆のかすかな危惧に襲われた。
  早く止めなければ、友人と間違いを起こしてしまいそうだ。
  安易に超えるべきではない境界線を前に、隆治は己を叱咤する。だが、戒めが生かされる前に、栄利の熱が隆治の唇に近づく。
  ぎこちなく顔を寄せてくる栄利を、拒むだけの余裕はあった。それなのに、隆治ができたのは瞳を瞑ることだけだ。
(こんなこと……していいはずがない……)
  強く葛藤したが、栄利の唇が触れるまで、隆治は答えを出せなかった。
  ただ触れ合うだけの、稚拙で厳かなキスだった。
  触れたとき同様にゆっくりと離れる唇に、隆治も瞳を静かに開く。
  すぐに間近にある栄利の瞳とぶつかり、隆治の心はかき乱された。
  キスはやわらかく静かなものだったのに反して、栄利の瞳はきつく鋭い。さながら餌を前にした獣のような眼光の中に、隆治は栄利の激しい情熱を見た気がした。
  隆治がコクリ……と喉を鳴らせば、栄利がその瞳に強い意思を宿すのがわかった。
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