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働くおにいさんブログ一覧

2016/07/30

遥がたくさんサンドイッチを作ってくるというので、九条と屋上にバーベキューセットを据えて、野菜や肉の下ごしらえをした。
炭を熾すとなると大仕事だが、ガスボンベを使えるので、楽でいい。
ガスボンベも、有事のために買い置きしてあるんだが、定期的に使って入れ替えるほうがいいようだし。
あまりもてなしを頑張り過ぎず……と言い合いながらも、なんだかだ言って、つまむものも色々用意した。
茹でた枝豆、ハムやスモークサーモンを添えたサラダ、チーズの盛り合わせ、唐揚げ……程度だが。
あちこちに蚊取り線香もつり下げて、あとは深谷と遥の到着を待つばかりだ。
二人はキャンプでこういうことには慣れているだろうが、俺たちにとっては、夜空の下で食事をするというのは、なかなか特別で、いいものだ。
九条言うところのロマンチック……は、あいつらが来るまでのことだが。

2016/07/29

夜が涼しくてお天気がいいうちに、明日、屋上で自宅ビアホールをしませんか……ってメールが昼休みに九条さんから来て、わーってすぐに行く行くって返事をしてから、深谷さんに相談してないことに気付いちゃった。
でも、深谷さんは兄ちゃんから誘われてたんだね。よかったー!
でもなんで急に?って訊ねたら、兄ちゃんがお中元に今年はやけにお酒をいただいたんだって。
ビールは置いとくと悪くなっちゃうし、ワインも嵩張るから、早く消費しようってことみたい。
なるほどー。でも、四人とも、そんなにたくさん飲まないけど、大丈夫かなあ。
ま、いっか。動機はどうあれ、楽しく過ごすのがいちばんだよね!

九条

2016/07/28

夢……僕はよく見るのですが、何だか支離滅裂だったりロマンチックすぎたりと、他人様にお話しするには恥ずかしすぎますねえ。
本当なら、夢の中でも毎日大野木先生にお目にかかりたいのですが、ご本人が照れ屋さんなせいか、なかなか出てきてくださいませんね。
でも、目覚めて最初に目に映るのは、いつも先生の寝顔ですから、それは何より幸せなことです。
問題はただひとつ、さっと起き出して仕事の仕込みと朝食の支度にかかりたいのに、後ろ髪を引かれてしまうところですかねぇ。

知彦

2016/07/27

夢ですか。僕は実はあまり夢を見ないほうなんですが、先生にそうお話ししたら、本当は見ているけれど、目覚めたときに忘れている可能性が高いんだそうです。
それは……何だかとても残念だなあ。
悪い夢は忘れてしまいたいですが、いい夢は覚えておいて、遥君に話してあげたいです。
というのも、遥君は朝に作業をしながら、その日に見た夢のことをよく話してくれるんですよね。
それがたいてい、とても楽しそうなんです。
今朝は、乗っていた飛行機の窓が割れたので、思わず手を外に出したら、雲が掴めて、食べてみたら綿菓子のように甘くて美味しかった……という夢だったのだそうで、そんな破天荒な、と思いつつも何だかちょっと羨ましかったです。
僕も遥君の夢の中で、一緒に綿菓子味の雲をむしゃむしゃ食べたかったなあ……。

2016/07/26

たまに悪い夢を見て深夜に目を覚ますと、眠りの浅い九条がすぐに気付いて、どうしたのかと訊ねてくれる。
寝ころんだまま、とりとめもない悪夢の内容を話していると、だんだんどうでもよくなってきて気持ち良く寝直せるというのが、いつもの流れだ。
だが、九条にだって同じことがあるはずなのに、俺はこれまで起きてやれたためしがない。
痛恨事の一つだ。
ただ、さっき、珍しく、九条の寝言で目が覚めた。
やけにはっきりした口調で、「手首だけでいいから縛らせてください」と言っていたんだが……起こしたものかどうか、さっきからずっと悩んでいる。
幸せそうな寝顔で、悪夢ではなさそうなので、まあいいか……。だが、いったい誰に言っているのやら。

2016/07/25

夏はコッペパンの数を少し減らして、生もののフィリングもお休みしてるから、いちばん売れてるのは今年もアイスクリン。
あと、冬だけしか売れないと思ってたきな粉揚げパンが、アイスクリンと一緒に食べると美味しいらしくて、やけに売れてる。
毎年、ちょっとずつ進歩っていうか、変化していくなあ。
今年も、子供用の少しポーションの小さなアイスクリンが人気。
きっかり100円にしてるから、子供が買いやすいんだよね。
汗駄句に鳴って、100円玉を握り締めて買いに来てくれると、ホントに嬉しくてニコニコしちゃう。
人見知り自体は治ってないと思うんだけど、仕事のときは自然と笑顔になれるようになってきたな。俺もちょっとずつ進歩してるかも。

知彦

2016/07/23

みんなで行く旅行とは別に、夜明け前に遥君と家を出て、キャンプに。
やっぱりキャンプには、年に何度か行かないと落ち着かない。
遥君もだいぶ火に慣れて、火熾しはまだだけど、焚き火に気持ちよさそうに手をかざすくらいのことは、頑張らなくてもできるようになった。
継続は力なり、しかも楽しいとなおいい、だね。
普段から二人暮らしをしているのに、夜、火の傍だと、いつもよりずっと素直に色んな話ができる気がする。
夜遅くまで、二人で将来の夢を語り合ったりしてみた。
そうだなあ。今は二人、別々の仕事をしているけれど、僕の仕事には定年があるから、その後は二人の人生が、仕事も生活も一本道に合流したら、それはそれで楽しいかもなあ。
なーんて、歳を取った後の話を普通にするようになったあたりも、改めて考えるとくすぐったいものだ。

九条

2016/07/22

我が家も、お刺身は炊きたてのご飯と共に、ですね。
ただ、あまり生ものを食べない二人なので、生魚は、遥君たちがいらして手巻き寿司にしようか、というときくらいしか買わないんですが。
二人とも、サラダよりも蒸し野菜や煮野菜が好きなので、普段はまるでちょっとした年寄り家庭のような食卓です。
でも、子供の頃はまったく魅力を感じなかった、家庭の地味な和食が年々口に、というより身体に合うような気がしてきて、大野木先生と二人、「これが加齢か」と言い合ったりもしますが、やはりそこは「成長」と表現したいところです。
とはいえ、あまり枯れた食卓ではスタミナが落ちてしまうので、今夜は少しジャンクに、お中元にいただいたハムを厚切りにして、ハムカツを作ってみました。
ウスターソースを少しだけかけて食べると、なかなかの罪深い美味です。
「花火を見たくなる味だ」と先生は仰っていました。わかるような気がします。

2016/07/21

夏休みの計画がだんだんハッキリしてくると、何だか暑いのも気持ちよく思えてくるよねー!
薪窯のパン屋さんも楽しみだけど、旅館の朝飯ってすげえ美味しいから、朝に食べるものが多すぎて今から悩む。
パンは冷めてからのほうが値打ちがわかるから、やっぱ、まずは旅館の朝飯かな!
ついてる生卵でする卵かけご飯が、何故かすっげー旨く感じるんだよ。
あれが気を遣って温泉卵だったりすると、逆にテンション下がっちゃう。
あと、一夜干しの魚も旨いよね~。家のおかずにはなかなか出ないし、普段は食べたいなんて思わないんだけど、海に行くと急に一夜干しとか味醂干しとか食べたくなっちゃうんだ。
深谷さんは、お刺身が楽しみだって。深谷さん、お酒飲めるのに、刺身はご飯にのっけて派なんだよな。運動部!って感じがして可愛い。

2016/07/20

家族持ちが夏休みを取り終わってから、俺と深谷の夏休みをいつにするか決めた。
今年も、少々シーズンオフ感があるが、その分、いい旅館に予約を入れることもできた。
近場だけに、宿は多少贅沢をしたいところだ。
偶然だが、宿の近くに、薪窯で天然酵母のパンを焼いている小さな店があるそうだ。
遥が喜びそうだな。
帰ってタブレットで九条に、予約を入れた宿のサイトを見せた。
候補をいくつかあらかじめ決めてあった中で、四人ともがいちばん気に入った宿だったので、無論、九条も喜んでくれた。
それにしても、九条が屈託なく、「海はいいですね、あなたの半裸姿を昼間から堂々と見られるわけですから」などと言うので、非常に困る。
夏休みまでに……せめて見苦しくない程度に整えなくては……。

知彦

2016/07/19

連休明けのリハビリルームはなかなかの盛況。
こういうときは、限られた設備をみんなで譲り合いながら上手に使わなくてはならないので、いつもより頭を使う。
外来から、患者さんたちの様子をチェックしに来られた大野木先生も、「大入り満員だな」と呆れ顔だった。
こういうときは、ひとりひとりのケアがいつもよりおろそかになりがちで、ホントいけないんだけど……まるでセルフサービスの店みたいに、古株の患者さんが「せんせー、次●●でしょ、やっとくわ」って気を回してくれるのが、逆に混乱に拍車を……。
ありがたい、お気持ちはホントにありがたいんだけど、僕の貧弱な脳の段取りがガタガタになるんだよ……!

九条

2016/07/18

連休とはいえ出掛けるのも億劫な暑さで、自宅でのんびり過ごしています。
二人しかいないのに複数の部屋にエアコンをつけるのも勿体ないと、リビングでそれぞれ思い思いに過ごそうと決めたのに、気付けばソファーに並んで腰掛け、テレビを見ながら他愛のない話をしていました。
そういう時間の使い方は、かえってとても贅沢だと思います。
「いつかお仕事の縛りがなくなったとき、南の島にも行ってみたいですね」と申し上げたら、先生は戸惑い顔で、「俺には合わん気がするが」と仰いました。
いえ、先生の髪にハイビスカスの花を挿すことを想像すると、なかなかのものですよ。

2016/07/16

今日は、兄ちゃんたちと外で四人でランチ。
俺の趣味で選ばせてくれたから、アメリカンタイプのサンドイッチが超旨い店にした!
四人でセットを頼むと、色んなパンと色んなフィリングが、別々に盛り合わせで出てくるんだ。
あとは、各自好きなサンドイッチを好きなように作れ!ってシステム。
兄ちゃんは「面倒だな」って言ってたけど、面白いじゃん。
「僕が、先生がお好きそうなサンドイッチを作りましょうね」って、兄ちゃん、思いっきり九条さんに甘やかされてた。
今日会ったのは、夏休みの予定を決めるため。
どうせなら四人一緒に夏休みをとって、海に行こうよ!ってことになった。
俺、ホントは南の島に行きたかったんだけど、万が一、天候が荒れて予定どおり帰れなくなったとき、兄ちゃんと深谷さんが両方いないと職場に迷惑がかかりすぎるってことで、NGに。
残念だけど、そうだよねー。今回も近場の海だ! それでも十分楽しみだよ。

知彦

2016/07/15

意志の疎通が取りにくい高齢の患者さんのリハビリについて、という難しいテーマで、勉強会っていうよりは、医局のみんなで仕事終わりに討論会。
難しいテーマだったし、みんなそれぞれ経験があるから、思ったより議論が白熱しちゃって、大野木先生の提案で、家庭持ち以外は居酒屋へ移動して、個室で晩ごはんを食べながら話を続けることに。
けっこう、飲みながらでも真面目な話はできるもんだなあ。
それに先生がさりげなく道筋をつけてくださったおかげで、誰も感情的になりすぎることなく、いい話し合いになったと思う。
帰り、先生が目配せで誘ってくださって、二人でケーキを買った。
勿論、九条さんと遥君に、急に晩ごはんをキャンセルしたお詫びの印に。
先生と別れてから、ふと思い立って、ハンバーガーも追加して帰った。
案の定、夕飯はレトルトカレーで済ませたらしき遥君、大喜び。よかった……!

2016/07/14

「暑いですから、いつものカフェでお待ちください」と、稽古先の九条から連絡があった。
コーヒーを飲んで待つつもりが、本気で暑かったせいで、ついフローズンドリンク的なものを頼んでしまった。
最初の三口くらいは限りなく旨かったが、店内がとても涼しいので、身も心もたちまち冷えてしまい、そこからはひたすら持て余していた。
そうしたら、やはりうっすら汗を掻いて九条が店に入って来たので、飲み物を買わないように身振りで伝え、俺のを飲んでくれと頼んだ。
そうしたら、すぐに理解してテーブルに来てくれた九条が、とてもいい笑顔で、「ふふ、たまには間接キスもいいものですね」などと言うから、やけに気恥ずかしい。
つい、ストローをくわえる口元に目が行ってしまって、変な汗を掻いた。困る。

九条

2016/07/13

口コミなんでしょうか、ブライダル関係のご依頼が少しずつ増えて、週末に仕事をしなくてはならないことが多くなってきました。
土日のいずれかは必ず休むことにしていますが、せっかく特別な晴れの日に僕の花を望んでくださるのですから、可能な限りお応えしたいと思っています。
それに、申し訳ないと心底思いつつも、先生がお手すきのときは手伝ってくださるのが嬉しくて。
遥君が、深谷さんが手伝ってくれて嬉しい楽しいといつも仰る意味が、よくわかりますよ。
決して、本来のお仕事に響くようなことはしていただきたくないし、先生もなさらないと思いますが、無理のない範囲で、楽しそうに手伝ってくださるのが、たまらなくありがたく、幸せです。
記録として残してあるカップルのためのお花の画像が、僕にとっても大事な思い出になっています。

2016/07/12

アイスクリンの季節が始まるとさ、毎朝、コッペパンを焼き上がった後、試食!って言い張って、当日分のアイスクリンのお毒味ができるのがちいばんの楽しみ。
ふわっとしてしゃりっとしてしゅわっと溶ける感じ、自分の店の商品ながら、旨いと思うんだよね~。
もりもり食べちゃいそうになるのを、必死で我慢する。
だって、俺が食べちゃったせいで、おやつの時間に汗だくになって、100円玉を握り締めて買いに来る子供の分がなくなっちゃったら、悔やんでも悔やみきれないもん。
子供は正直だから、美味しいと思ってるときの顔、ホントに見てるこっちが嬉しくなっちゃう。
あっ、女子高生の「やばっ」のニュアンスも、だいぶ正直だと思う……。

知彦

2016/07/11

毎朝、翌日分のアイスクリンを仕込む日々が始まって、何だか背筋がピッと伸びる気持ちだ。
やっぱり、色んな人の口に入るものを僕が作るわけだから、病院で叩き込まれた衛生観念が、ここでも役に立つ。
朝にアイスクリンのたねを作って冷凍庫に入れて、帰宅していったん出して、やわらかくして攪拌、また冷凍庫に戻す。
これで翌朝には、ふわっとした美味しいアイスクリンが出来上がる寸法。
夕方までにきっちり売れ切れる量を、毎日作る。
それがいちばん安全な商品管理だと思うし、いい感じで回せているんじゃないかな。
昼休み、大野木先生になんとなくそんな話をしたら、「遥を助けてくれるのはありがたいが、こっちの仕事に響かんようにな」と言われてしまった。
どっちも大事な仕事です!

2016/07/09

うっかり昼前まで寝坊してしまったのだが、特に予定もなかったのでよしとする。
俺より早く起き出し、野菜の手入れをしていたらしい九条がやけに朗らかなので、どうしたのか訊ねたら、昨夜、俺が「眠い」と盛んに寝言を言っていたそうだ。
それは……どうにも恥ずかしいな……。
いったいどんな夢を見ていたのやら。
それで、眠っていながら眠たがるほど睡眠を欲しているのなら……と、起こさずにいてくれたらしい。
まさか、そんなことはあるまいが……。確かにまだ暑さとエアコンに身体が慣れきっていない感じはする。
毎年、自分の順応の遅さに嫌になるが、こればかりはどうしようもない。
ブランチにフレンチトーストを焼いてくれながら、「先生はそういう頑固さがいいんですから」と九条はやはりニコニコしている。
いったい何がそんなに面白いのかわからないが、九条が機嫌よくしているのは、嬉しいことだ。あの笑顔を見ていると、俺も何だか元気になってくる。

九条

2016/07/08

我が家も昨夜は、お店の笹飾りをリビングに持ち込んで、二人で短冊を吊しましたよ。
先生が「家内安全」、僕が「家庭円満」で、お願いとしては盤石です。
本当はずっと飾っていたいようなものですが、近所の神社でお焚き上げをしてくださるので、朝、先生をお見送りしてから、店を開けるまでの間に持って行ってきました。
外して捨てるにしのびないので、ありがたいことです。
昨日は、七夕の恒例で、夕飯は素麺でさっぱり済ませましたから、今夜は少しスタミナのつきそうなメニューでも……と思っていたら、昼休み、先生からメールが。
「できたら今夜も素麺がいい」とのこと。昨夜が今年初の素麺でしたから、お気に召しましたか。
構いませんが、今夜は主菜に鶏肉でも焼きましょうね。先生が夏バテをなさる時期が到来しましたから。

知彦

2016/07/07

遥君のお店も、リハビリルームも、すっかり七夕仕様だ。
当日は、医局員もみんな短冊を書いて吊すんだけど、お互いの奴を読み合ったり、患者さんに読まれたりするから、あんまりあけすけなことは書けない。
それでも、「宝くじに当たりますように!」とか「婚活うまくいきますように!」とか、切実な奴があった。
僕は、「いい仕事ができますように」ってシンプルなお願いを。プライベートなお願いは、遥君の笹に吊すつもりだし。
そういえば、先生は何をお書きになったんだろう。バタバタしているうちに、見損ねてしまったなあ。残念。

2016/07/06

明日は七夕だから、俺の店にも、九条さんのお店で深谷さんが買ってきてくれた笹があるよ!
深谷さんと二人で、折り紙をちょきちょきして作った飾りもいっぱいつけた。
短冊は、お客さんの分をけっこうたくさん用意したんだけど、あと何枚かしか残ってない。
みんな、けっこう書いていってくれるんだよね。
明日が本番だから、今夜、もうちょっと作っておこう。
だけど、「健康になりたい」とか「サッカーがうまくなりますように」とかはまあわかるけど、「おとうさんとおかあさんがなかよくなりますように」なんて切実なのはちょっと遠い目になるし、「彼氏ができますように!」は自力で頑張れ!
俺も深谷さんも、自分のはまだ吊してないんだ。
何書こうかな……。

2016/07/05

スポーツ医学に力を入れ始めてから、リハビリルームに子供や若者の姿がぐんと増えた。
活気が出たのは確かだが、いささか騒がしくて閉口することもある。
今週は、患者たちに七夕飾りを作ってもらったり、短冊に願い事を書いて、笹に吊してもらったりしているので、余計に賑やかだ。
とはいえ、今日はあまりにもはしゃぐ高校生たちがいたので、久々に叱りつけた。
最近の子供は、無邪気なわりに、叱責するととたんに火が消えたようにしょげるところが、どうにも素直にのびのび育った感じがする。
しかも、10分もすれば忘れて元に戻ってしまうあたり、もう少し懲りてくれてもいいんだがな。
まあ、俺はたまに大規模に叱る係だ。普段の小言は、谷田部あたりに任せよう。

九条

2016/07/04

週が明けてもなお、土曜日に食べたフルーツパフェが美味しかったという話をなさる先生……。
確かに、旬のフルーツがどっさり盛りつけられていて、疲れた身体がみるみる甦るような美味しさでしたね。でも、そこまで思い出に残る味だったとは……というか、そこまでパフェがお好きだったとは。
次から一緒にお茶を飲むときには、パフェが美味しい店を選びましょうか。
実は僕も、パフェの上に大きなケーキが載ったものが食べてみたいんですよ。
おつきあいいただけそうなら、次の週末にはパフェデートにお誘いしてみましょうかね。
美味しそうにパフェを召し上がる先生の笑顔は、僕にとっては何よりのご馳走ですし!

2016/07/02

今日は九条がウエディングパーティが行われるレストランに花を飾る仕事があったので、役に立つかどうかはわからないまま、手伝いとして同行した。
無論、花を生けるわけにはいかないので、水を運んだり、花を渡したり、花器にリボンを飾ったり、そういう作業を受け持った。
意外だったが、リボンを結ぶのは、九条より俺のほうが上手いのだ。
それに気をよくして、あちこち結びまくった。
なかなか楽しい手伝いだった。
ウエディングが始まる前に俺たちは去ったから、どんなパーティだったかはわからないが、九条が心をこめて生けた花が、二人の人生にいいはなむけになっていればいいと思う。
九条の労働をねぎらい、帰りに二人でフルーツパフェを食べた。
ひとりでは、絶対に頼めないメニューだが、二人なら何故か平気だ。とても美味しかった。

知彦

2016/07/01

今日から7月!
リハビリルームでは、七夕の準備を始めた。
思い思いの願いや決意を短冊に書いてもらうのは、患者さんが自分の気持ちを整理するためにもいいことだと思う。
笹飾りはスタッフと患者さん有志で作るんだけど、今年も大野木先生が、物凄く綺麗な「網」を折り紙をちょきちょき切って作ってくださった。
緻密すぎて、開くのが怖いくらいだった……。
整形外科におられた頃、きっと手術が上手かったんだろうな……と、いつも思う。
以前、どうしても訊いてみたくなって、「外科に戻りたくないですか?」と質問してみたら、先生はしばらく考えてから、物凄く照れ臭そうに笑って、「整形外科時代は楽しかったが、勤務時間が不安定だった。リハビリなら毎日、ほぼ決まった時刻に家に帰れる」と仰ったのがとても印象的だった。
先生は、九条さんと過ごす時間を、とても大切になさってるんだなあ。

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大野木甫
医師の大野木甫
九条夕焼
フラワーショップ店主の九条夕焼
大野木遥
甫の弟でコッペパン専門店店主の大野木遥
深谷知彦
甫の部下で理学療法士の深谷知彦

仕事人である彼らが、昼休みに綴ります。
だから平日12:00頃更新。土日祝日はお休みです(ときどき休日出勤あり…)。

それぞれの恋模様は『お医者さんにガーベラ』『お花屋さんに救急箱』をご覧ください。

Novel 椹野道流
Illustration 黒沢要

※ブログ内のすべてのテキスト・画像等の転載転用を禁じます。

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