甫
2019/04/19
昨夜は、いつものように九条と外で待ち合わせ、もう桜が散ってしまったことを残念がりつつ、食後、まだ咲いているはずの八重桜を探して、腹ごなしの寄り道散歩をした。
探せば、意外とあちこちの家が庭に植えているものだな。塀越しに、目の保養をさせてもらった。
桜の花びらの桃色は、外灯の白々とした光によく映える。そんなことも、昨夜は感じた。
まだ夜は肌寒くて、他に誰もいない夜道、そっと繋いだ手の温かさをじんわりと心地よく感じることができる。
そんな優しい季節も、あっという間に終わって、湿度と暑さに苦しむ日々がやってくるんだろうな。
少し残念な気がする。